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2017年10月28日(土)に「第3回浦和美園まつり&花火大会」が開催されました。このイベントでは、さまざまな催し物が行われますが、鉄道ファン的な見どころとしては「車両基地見学会」と「駅構内会場」の2つになります。当日の浦和美園駅はお祭りムード一色!
では、早速レポート開始です。
レッズ戦を見に行くのではありません
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さすが『浦和レッズ』の本拠地。車両基地に行くには、埼玉スタジアム2002に向かう歩行者専用遊歩道(おまつり会場)を進みます。
いざ車両基地へ!
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プレートの“高速鉄道”がかっこいいですね、速そう!
ちなみに会場マップはこんな感じになっています。
Nゲージの運転体験をしよう!
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まず、会場入口近くにあったのがNゲージのジオラマ。このコーナーでは、車載カメラ搭載車両で画面を見ながら本物のマスコンで操作・運転ができました。運転手さんは帽子を被って実物さながらのグレートな体験。しかし凄い時代になりましたね。
ママ、変わった電車があるよ!
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会場内には、夜間に線路などの点検をする「軌道モーターカー」や、駅・壁などに電車がぶつからずに走れるかを調べる「建築限界車」の展示がありました。
なにやらスゴイ行列が…
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スゲーならんでる… なんだ? そう、この行列はモーターカー乗り場です! 人を乗せて車両基地内の数百メートルを往復移動します。貴重な体験なだけにみんな乗りたいよね! ちびっ子が口を揃えて「パパ!あれ乗りたいー」って言ってました。
くたばれ化け物!
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怪獣が現れた! なにやら浦和美園近辺で夜な夜な町を荒らしているという噂の「ハロウィン2104怪獣2017式」のようです。芋虫形状でいかにも強そう。ガリガリした強力な顎で簡単に噛み切られてしまうかも…。
しかし、ちびっ子たちは強いんです! みんなで力を合わせて2本の触覚をグイグイ引っ張り、見事にやっつけてしまいました!
「ん、何それ?」 実は、ちょっと凝った電車と綱引きコーナーなのです。ちびっ子たちに引っ張られている際、目(尾灯)がチカチカ点滅する演出が「ニクいねぇ三菱、じゃなくて埼玉高速鉄道!」
ちなみにこの怪獣の総重量は160tぐらいあるそうです(豆)。
はい、バター!(チーズ)
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鉄道記念写真コーナーもありました。ちびっ子用の制服を着て電車の前で思い出写真が撮れちゃいます。小さな運転手さんはみんなかわいかったです。
いつの時代も入門はプラレールから
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おなじみのプラレールコーナー。割と鉄道イベントではおなじみですが、このプラレールレイアウトは、1・2位を争う達人レベル。凄い! ちなみに各コーナーにはこんな達筆な看板が立っているのですが、何とも言えない味がありますね。
かっちょいいです
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そして運転台体験コーナー。それにしても2000形かっこいいな! 筆者は大好きです。運転台の正面はまさに車両基地! ノッチを入れて走らせたくなっちゃいますね。
展示もあるよ!
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おなじみのパンタグラフや輪軸も間近に見ることができましたよ。
車両基地を離れ、駅構内会場へ!
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自動改札はゲートが開いたままなのでそのまま入場! しかしスゴイ装飾ですね。
ホーム上は大変な賑わい! ちびっ子にはパラダイス! もちろん、おじさん・おばさんにもパラダイス!
フィクションではありません。人物・団体等は全て現実のものです。
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ホームには電車、ホーム上もミニ電車。なんかスゴイ絵ですね! 巨大なNゲージジオラマもセットされ、もはやここがホーム上であることを忘れてしまいます。
萌え~~~
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ちびっ子だけでなく、大人の鉄道ファンが楽しめる「東葉高速鉄道」さんや「首都圏新都市鉄道」さんなどの物販コーナーもありました。
萌え系ファンにはたまらない「川口みその」さんと「美園みはと」さんの記念撮影パネルもありました。筆者は、みはとさんとお付き合いしてみたいです。
そして車両洗浄体験へ!
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一般的な鉄道イベントでは、事前応募制になっていたり、会場到着後に朝一でチケットを取らないと体験できない「車両洗浄体験」。しかし、ここ浦和美園まつりでは、そんな心配は無用! 事前申し込み等は一切不要で30分おきに6両編成が往復の車両洗浄を実施しています。なんと直前に行っても普通に乗ることができるので一日に何度でも体験可能です。
ちなみに車両洗浄は、1回の洗浄で1,000リットルの水を使うそうです。しかも、この水は車両基地内の雨水を貯めたり、ろ過して再利用しているのでとてもエコだそうです(豆)。
番外編:おまつりも楽しめるよ!
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鉄分をいっぱい補給したら、おまつりを楽しみましょう。露店がこれでもかというぐらい出店しているのでジャンクフードを片手にビールで飲んだくれたりできますよ。浦和学院高校のマーチングバンドが演奏していたりして、会場はとても賑わっていました。
大好きな小屋へ
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筆者は豪邸が好きなので小屋は好みませんが、この小屋だけは好きです。
それにしても、かき小屋っていいよね! 名前だけで幸せになれる。
かきは、少々小ぶりでしたが、美味しかったです。ごちそうさま。
大好物みっけ!
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会場の奥地で素敵な益子焼を発見。これまでの人生で各種駅弁を食べましたが、やっぱり駅弁日本一はコレ!と思うのは「峠の釜めし」です(異論反論は認めます)。
筆者おススメの食べ方は、最初にあんずと栗をどかして食べきり、最後に栗、あんずの順に食べることでデザート気分を味わうというものです。お試しあれ。
ちなみに釜飯の空き釜でご飯を炊いたことはありますか? これ、ヤバイぐらい美味しいですよ。そんじょそこらの炊飯器では太刀打ちできません。まだやっていない人は是非やってみて。
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というわけで鉄分をたっぷり補給できて、おまつりまで楽しめる。さらに夜には花火大会まであるという、とっても満足度が高いイベントでした。これまで行っていない人は来年行ってみてくださいね。
というわけでよい「鉄分」を!
ライター:だいごろう