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2017年12月9日(土)に東京都大田区にある都営交通 馬込車両検修場で「都営フェスタ2017 in浅草線」が開催されました。師走ということもあり、寒い一日となりましたが、雲一つない天気に恵まれ、写真撮影に適したイベント日和でした。では、早速レポート!
車両基地到着!
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会場は都営浅草線の西馬込駅から徒歩5分ぐらいのところにあります。改札を出ると自然と鉄道ファン(しかいない)は同じ方向へ進むので流れについていけば地図は不要です。会場前には長蛇の列で入場待ちに…
さっそく潜入!
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会場には、ちゃんとベビーカー置き場もありますよ。ここ、馬込車両検修場は住宅地のど真ん中にあるのでまわりはマンションが立ち並びます。奇声を上げたりするとご迷惑になるので注意しましょう!
これが会場図だ!
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会場で配布されていたチラシはこんな感じです(PCの場合クリックすると拡大できます)。今回の目玉は、2018年春にデビューする5500形の展示です。
はじめまして5500形です!
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会場入り口近くにあったのは、親子で楽しめる車両撮影会の会場となっていました。
おっ、早速こんにちは!5500形。精悍な顔立ちでカラーリングも素敵です。アクセントカラーの入れ方などはE353系と似ていますね。
これがメインの車両撮影会!
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一方、こちらは大人の撮影会会場(エッチなものはないです…)。これは朝一に来ないと結構並びますよ~。1回10分ぐらいの入れ替え制なので短時間でバシバシ撮影しないといけません。
大江戸線がカワイイ
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こうして並べると大江戸線ってちっさ&カワイイ…。大江戸線の検修時に引っ張ってくるE5000形電気機関車もカワイイですね。黒部峡谷鉄道のED形みたい。
あれ? どこかで見た顔が… そうです。ホリプロマネージャーの南田さんとスーパーベルズの野月さんがテレビカメラとともに会場内をうろついていました。しかし、テンション高…。芸人さんは大変ですね。
黄色い車両といえば…
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こちらは保守車両。電気計測車と牽引用車両。
牽引用車両の連結器がマルチ対応でステキ!
混んでるぅ
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続いて物販コーナー。やはり賑わっています。鉄道イベントばかり行っていると、ちょっと違うものが欲しくなってきますね。企画屋さん何か斬新なグッズをお願い!
一方、部品販売コーナーは“ならでは”のものを販売していました。看板やらバッグやら合図等やシートなど、なかなか買えないレアアイテムが集結!
いざ、工場内へ!
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そして、いよいよ工場内へ。
ちなみに工場入口の横には、こんなエレベーターが…。カッティングシートで貼られている5000形が何ともなつかしい。その昔よく乗りました!
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さすが東京23区内。地面がお高いので省スペースを最大限に活用しています。台車置き場が立体駐車場仕様になっていました。
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モーター類の展示です。一方の長い奴は大江戸線のリニアモーター。根本的に形状が違いますね。ちなみにこのモーターだけじゃ走れませんよ。線路間のリアクションプレートとセットで初めて自走可能となります。そのため、大江戸線は浅草線内を上記のE5000電気機関車で引っ張ってくるわけですね。
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そして、一般車両と大江戸線のパンタグラフ。大江戸線使用のものはすべて小型化されておりカワイイです。台車も写真ではわかりづらいですが、一般車両と大江戸線ではまるで大きさが違います。
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おなじみのパンタグラフ昇降体験やドア開閉体験もできましたよ。駆け込み乗車をするとこんな風に挟まれるのでやめましょう!
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モックの記念撮影やマスコン操作の体験もできましたよ。
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冬の工場内は寒そうですが、こんな風に上部に暖房ユニットが完備されており、近くを歩くと、ほわっーと暖かいんですよ。猫なら絶対この場所から動かないと思う…(おいら猫かも)。
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♪お値段以上のニ●リ♪ いえいえ、カーテン売り場じゃないですよ。これ貫通路のホロです。
工事用機械の展示もありましたよ。
うれしい記念品♪
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鉄道イベント行くと結構な確率で鉄道のポストカードやシールなんかを配布しているんですが、小学生以下のちびっ子にしか配布してくれず、毎回さびしさを感じています。
それに比べると、このイベントは大人もちびっ子も分け隔てなくカードを配布してくれました! とってもスバらしい!
「イケてるねぇ、都営!」(周りに人がいないことを確認した後、永ちゃん風に言ってみてください)
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このイベントは、事前応募の抽選に当たれば、洗車体験や運転台見学もできるのですが、普通に行くとボリュームは、ちょっぴり少なめでした。次回こそはケータリングや出張コンビニでもいいので食べ物を売って頂戴…。あと、休むところがほぼないので休憩車両とか用意してくれると嬉しいな。主催者さんお願い!
というわけでよい「鉄分」を!ライター:だいごろう