世界最速の芸術鑑賞が新潟県で楽しめるんです。 そうです。「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」であります。 今回はアーティスト名と共に車内を紹介していきます。 ●11号車 松本尚さん(指定席) 列車は11号車から16号車の6両編成。その中で唯一の指定席がこちらの車両。 「五穀豊穣」「祝祭」「光」をコンセプトイメージとして取り込んでいるそうです。 ●12号車 小牟田悠介さん 背景に広がる新潟の”今”と車内を映し出す鏡面ステンレス。 個人的にはここの車両がお気に入り。車窓が鏡に写る事で借景的な要素を堪能できます。 また鏡のおかげで車内が広く見えることもポイント。 ●13号車 キッズスペース 壁面にもプラレールの線路をモチーフにして、地図を描くように壁や床にパターンを展開してある車両。 もちろん現美新幹線のプラレールで遊ぶことも出来ます。 ●14号車 石川 直樹さん こちらの車両は春夏秋冬の新潟の人々の暮らしを切り取った写真が展示されております。 ●15号車 荒神 明香さん 川に反射した風景と現実の風景が水面を境にぴたっとくっついている風景を表現したもの。宙吊りになっているので、列車の震動でゆらゆら揺れるのも楽しみの一つであります。 ●16号車 ブライアン アルフレッドさん こちらの車両間モニターが並んでいる車両です。 映像には長岡の花火や矢川灯篭流し、静かに降り積もる雪など人が新潟をイメージするときに想起するであろう風景をポエティックに表現しております。 ちなみに車内は自由に歩いて鑑賞することが可能です。 越後湯沢と新潟を結ぶ約50分の美術館の旅、 じっくり堪能させていただきました。 というわけでよい「鉄分」を!