それはある日突然に
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さて、いつもとかわらぬ一日を終えようとして自宅のポストを開けたときに、その日が突然狂喜乱舞する一日に変わる体験ってありませんか?
まさに今回の当選ハガキがそのものでありました!
というわけで当選した7月25日を待ちわびて、山梨リニア見学センターにいそいそと。
体験施設入場までの流れ
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まずは入口でハガキと名前のチェック。この時点で全員揃っていないと入場できません。現地待ち合わせの場合は注意が必要です。入場の際にセキュリティチェックもあります。
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で、入場前に、顔出しパネルで記念撮影ができます。夏の日だったのですが、撮影を待つ間にテントや扇風機があって、さらにJR東海のスタッフの皆さんがカメラを借りて撮影してくれるというおもてなしっぷり。これはいいよねえ。こういったパネルって置いてあるだけで、「あとは勝手にどうぞ」というスタイルだと、結局家族で行っても誰かがカメラマンになったりして全員で撮影できなかったり、小さなお子さま連れだと、そもそも炎天下で撮影のために長時間待つことが出来なかったりしますものね。
体験施設に入場
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施設に入場するとまずは空港のセキュリティチェックと同じような金属探知機の機械を通ります。手荷物もしっかりチェックされます。
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そしてチェックが無事に終わると搭乗券発券にすすみます。
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発券の手続きは、ハガキ表面記載の予約番号と申し込み時の電話番号を入力。そうすると人数分の搭乗券が発見されます。この時点で初めて今回の体験乗車の席番号がわかります。
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説明会の会場ではあらかじめリニアモーターカーに乗る座席ごとに席が割り振られております。
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会場内には今回試乗する「L0系(エルゼロ系)」のモデルや、走行ルートのパネルも展示。
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そして説明映像を見た後にいよいよ超伝導リニアに乗り込みます。ここでもちゃんと順番が示され、混乱もなく整然と移動開始。
いよいよ乗車体験!!
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いよいよ乗車開始です!今回は2号車でした。
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発車までのわずかな時間で皆さん車内撮影を開始。
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シートはいたってシンプルな作り。2列+2列でありました。
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今回のルートはこんな感じ。
一度東京方面に移動してから名古屋方面にまずは500km体験。笛吹市で折り返して上野原市まで再び500kmを体験します。そしてそのあと実験センター駅まで320km出して戻ってきます。その前後の285km、320kmはそれぞれ東海道新幹線、東北新幹線の営業最高時速を体感できるのもポイント。
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いよいよ出発。超伝導リニアは150km前後までは車輪で走行し、それ以上になると車輪走行から浮上走行に切り替わります。そのときに表現が難しいのですが、「グウン!」という感じを体感できます。これどういった表現がよいか悩みましたが、個人的には「グウン!」が一番しっくりきます。
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そしてあっという間に500km到達。車内からは「おおー!」というどよめきと拍手が。ちなみに車窓はほぼトンネルでございます。
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そしてあっという間に減速開始。結構起伏が激しく高低差が200m以上あるのにはびっくり。まったくその高低差を感じさせない乗り心地でした。逆にスピードに対しては500kmに慣れると200km弱でも遅く感じるから不思議。
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そして体験乗車は無事に終了。通路を通って、
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最後に先頭車両とご対面できるエリアがあります。
体験を終了して
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体験乗車の記念品としてカタログ、メモ帳、ボールペン、クリアファイルをいただいて無事に体験終了。
今回は小さな子ども連れで言ったのですがJR東海の皆さまの「おもてなし」が随所にとても感じることができるあたたかみのある体験会でした。
2027年がいまからとっても楽しみになりました。
体験乗車は不定期に募集しておりますので「超電導リニア体験乗車」のホームページをチェックすることをおすすめいたします。
というわけでよい「鉄分」を!
次回レポートはリニア体験会のレポートであります。
ライター:遠藤康史