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「SL」と「ラインくだり」と両方楽しむことができる鉄道会社として有名な秩父鉄道。行楽シーズンともなると多くの人で賑わいます。そんな秩父鉄道を満喫するための5つのポイントをお届けします。
ポイント1:【SL編】チケットは事前購入がおすすめ。
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秩父鉄道のSLの乗車整理券ですが、秩父駅や熊谷駅まで行かなくても買える方法が2つあります。
一つは秩父鉄道のオフィシャルサイトで予約する方法。
もう一つはJR東日本の窓口やびゅうプラザで購入する方法です。
1か月前から2日前まで購入いただけます。
ポイント2:【SL編】熊谷駅から乗車する場合、15分くらい前には並んでおこう
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さて、SLパレオエクスプレスはとても人気が高いので指定席はすぐに売切れてしまいます。ただ、自由席でもあらかじめ並んでおくと座ることができる場合が多いようです。
ちなみに夏休みの日曜日に行ったのですが、10分前でこんな感じの行列。
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それでも熊谷駅は始発なので、このくらいの行列ですと全員座ることができます。
ポイント3:【SL編】車内販売でビール等を購入したい場合は2号車がおすすめ。
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SL列車は先頭車から1号車2号車の順に最後尾が4号車であります。
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車内販売ももちろん大人気で最後尾の4号車には出発してから30分くらい経って回ってきます。
ポイント4:【「長瀞ラインくだり」編】なんと「長瀞ラインくだり」のファストパスがある!
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さて、秩父鉄道の中核駅、長瀞で下車する方も多いと思います。
もちろんお目当ては、「長瀞ラインくだり」。
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ちゃんと船にも「秩父鉄道(株)」の記載があります。
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ですが行楽シーズンともなると乗船チケットを購入するまでに長蛇の列。
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場合によっては当日券の受付を中止する場合もあります。
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そこで威力を発揮するのがこちらの「ファストライドチケット」。これは秩父鉄道オフィシャルサイトから、事前に乗船予定の時間帯を登録しておくだけで、当日は行った際に列に並ぶことなく指定の時間帯でしたら最優先で案内していただけるというシロモノ。これを利用しない手はありません。とくにデートや家族旅行など、この予約を手配しているかどうかでそのあとのスケジュールも大きく変わってきます。
ポイント5:【帰宅編】帰りの時刻表をチェックしておこう。
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長瀞駅からそのまま帰る場合は西武鉄道に直接乗り入れて、乗り換えなしで池袋に行くことができる電車もあったりします。
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もちろん始発なのでゆったり座って帰ることができますよ。
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また、西武秩父駅からレッドアロー号等を利用される場合、
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秩父鉄道からの乗換駅は秩父駅ではなく御花畑駅になります。
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また、秩父鉄道から直接西武線に乗り入れる列車は西武秩父駅には停車しませんのでご注意ください。写真は秩父鉄道御花畑駅の踏切から西武秩父駅方面を見た写真。左上部にあるのが西武秩父駅ですね。つまりその脇を通り過ぎて池袋方面へ行くため西武秩父駅には停車しないのです。
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いかがでしたが?その他にも秩父鉄道沿線には有名な神社やかき氷のお店、
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また酒蔵見学や、
そして車窓からも楽しめる自然満載の景色がたくさん有ります。
今週末はカップルや家族、女子旅で秩父鉄道を丸ごと楽しんでみませんか?
というわけでよい「鉄分」を!
ライター:遠藤康史