さて、2019年3月で東海道新幹線から引退が発表されている700系ですが、
3月までは日によって臨時のぞみとして運用があります。
この700系のぞみの最大のポイントは
- 喫煙車がある
ということ。
早速レポートをおとどけします。
700系の喫煙車はグリーン車1両、普通車2両。
こちらが700系の編成図。
グリーン車は10号車。普通車は15号車と16号車が喫煙席。のぞみでの運用の場合、自由席は1号車から3号車になるので、自由席はすべて禁煙車になります。
まずは普通車の禁煙車を覗いてみました。
シートには灰皿はありません。ちなみに余談ですが電源コンセントもありません。
電源コンセントがあるのは最前列と最後列の壁面に2口になります。
そして喫煙車。こうして灰皿が肘掛についています。中央の席は右側の肘掛ですね。
そして全編成で1両しかない10号車グリーン車の喫煙車であります。禁煙マークがありません。
車内はこんな感じ。
リクライニングするとこんな感じですね。フットレストももちろんあります。
向かい合わせにするとこんな感じ。
そして中央の肘掛に灰皿が!
ちなみに喫煙車にだけは空気清浄機フィルターが設置されており、9号車(禁煙車)にはありませんが、
10号車(喫煙車)にはこうしてフィルターが設置されております。
こうしてグリーン車で紫煙をくゆらしながら新大阪まで旅が出来るのもあと2ヵ月。
愛煙家の皆さんの最後の楽園の700系に乗りたい方はお急ぎくださいませ。
ちなみに、2019年3月には「のぞみ」だけでなく「ひかり」や「こだま」も含めて東海道新幹線から700系が姿を消して
すべてN700系もしくはN700Aに置き換わります。
タバコを吸わない方も一時代を築いた700系に乗る機会がありましたら、十分に堪能されることをおすすめいたします。
というわけで、よい「鉄分」を!