さて、現在のロマンスカーで人気を2分しているのがVSEと
GSE。両方とも展望席があることで人気ですね。
早速様々な比較をしてみました。
比較その1:駅弁編
今は終売しておりますが以前はこうして「ロマンスカーVSE弁当」なるものが発売されておりまして、
中身はおにぎり、唐揚げ、エビフライ、しゅうまいと子どもが喜ぶ内容でありました。
一方こちらのGSEロマンスカー弁当は今でも販売中であります。
こちらの中身ですが、おにぎり、エビフライ、唐揚げは継続しておりますが、しゅうまいが惜しくも脱落してソーセージに取って代わってますね。
形状はGSEの方がスリムになっておりますね。
現在はVSEに乗車してもGSE弁当をいただくことができます。
比較その2:シート編
シートですが、VSEは、通常の座席はこんな感じ。
ファミリーや女子旅利用でシートを回転すると中央に小さなテーブルがあるので飲み物は置けそうですね。
ちなみに小田急の発券システムのすごいところは3人で旅行をする場合、こうして回転することを想定して、残り1席を売り止めしてくれるとのこと。これはJRにはないサービスですよね。小田急がロマンスカーの利用を単なる「移動手段」ではなく箱根観光への「旅行の一部」として捉えているのがわかります。
唯一気になる点といえば、窓側にはペットボトルを奥にはちょっと狭くて置けないところ。
その場合は、VSEにはこうしてサルーン席があるので4人での旅行はこちらがおすすめです。
中央にテーブルがあって半個室になっているので、お弁当を広げながら全員で楽しむことができます。
一方のGSEのシートはこんな感じ。
こちらも回転するとこうしてファミリーでの旅行を楽しむことができます。
またVSEと違って、肘掛から小さいテーブルが出てくるので回転してもお弁当の置き場には困りません。
比較その3::展望席編
さて、子どもが鉄道好きだった場合、一番喜ばれるのは展望席ではないでしょうか。
こちらも比較してみましょう。
まずはVSE。
こちらは最前列。
テーブルは前面から引き出すカタチで、お弁当を食べながら車窓を楽しむことができます。
一方、GSEの展望車はこんな感じ。
最前列はなだらかな傾斜になっており、中央の白いエリアと
ミニテーブルが重宝しそうですね。
シートはこんな感じであります。
中央の白いスペースにはお弁当を置くことができますが、1ABと1CDの先頭1列を取らないとお互いに気遣いが必要になりそうです。
その前方の広いエリアは少し斜めになっているのですが、滑らない構造になっているので、こうして缶ビール等は置くことができました。
いかがでしたか?
まとめるとファミリーや3人から4人で利用する場合、
●電車好きなお子様がいる場合は展望席がおすすめ
●4人でワイワイ楽しみたい場合はVSEのサルーン席
●3人での利用はどの座席でも回転して楽しむことができる
●回転して使う場合は、GSEの方がお弁当を置くスペースがある
●駅弁はGSE弁当をどちらのロマンスカーでも買うことができる
ということになります。
展望席、サルーン席は人気が高いシートですので、旅行が決まったら早めにチケットを買いましょうね。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!