さて、四国の中央部を走る、その名も「四国まんなか千年ものがたり」号ですが、とても楽しい列車でありましたので、2回に分けてレポートいたします。
今回は「車両編」
まずは乗る前にこの外観。3両編成のこの列車は、カラーがそれぞれ違う塗装になっております。
こちらからは先頭車が赤色ですが、
反対側は緑色。
そして2両目は白色側と、
青色側に塗り分けられております。なので、乗降駅によっては乗るときは白色で降りるときは青色というサプライズもあったりします。
そしてそれぞれが四季のコンセプトになっております。
1号車の緑は「春萌(はるあかり)の章」。
乗車は基本的には1号車と3号車からになりますが、こうしてアテンダントの方がお出迎え。
若草色に彩られたソファーが、褐色の室内から鮮やかに浮かび上がるデザイン。とのこと。
そして4名席と2名席がずれて配置されているので、左右両方向の車窓が楽しめるように配慮されております。
奥にはお一人様でも楽しめる席もあります。
そして2号車は「夏清(なつすがし)の章」と、
「冬清(ふゆすがし)の章」。
こちらの車内は、徳島県の伝統工芸品である藍染めがカラーモチーフの床になっているとのことで、
6人以上の家族連れや団体での利用をオススメしているそうです。この席もみんなで集まると楽しそうですね。
車両の橋には、伝統工芸品の展示コーナーや、
大谷焼の洗面台があります。
そして3号車の「秋彩(あきみのり)の章」。
こちらでもアテンダントがお出迎え。
専用のマットも敷いてあります。
そして車内のソファーは讃岐平野の水田に頭を垂れる稲穂の黄金色、大歩危、小歩危の渓谷を深紅に染める紅葉色をイメージしたそうです。こちらも4名席と2名席の配置をずらして、両方の景色を楽しめるように配慮されております。
また運転席に一番近いスペースはこうして1名席が背中合わせで6席ありました。
運転席のエリアはすこしスペースがあるので、利用される皆さんが先頭からの車窓を楽しむことが出来ます。
また、1号車と3号車の運転席の反対側にはモニターも設置されて、先頭からの眺めを楽しむことができます。
いかがでしたか?
つづいて「四国まんなか千年ものがたり」に実際に乗車してみてのオススメポイントをレポートいたします。
というわけで、よい「鉄分」を!