広島駅と三原駅を結ぶ観光列車、瀬戸内マリンビューに乗車してきたので早速レポートいたします。
正面には大きなヘッドマークの両側にオールや浮き輪があり、
車内は船を模したデザインが随所に散りばめられております。
丸い窓や羅針盤、
マリンビューの路線図も昔の海図のようなデザインになっておりました。
編成は2両編成で、指定席と自由席が1両づつですが、どちらに乗るのがおすすめかと言われると断然指定席になります。
さっそく検証してみましょう。
瀬戸内マリンビューは指定席と自由席ではシートのつくりが違う!
通常の列車であれば、指定席と自由席で車内のシートはあまり変わらない場合が多いかと思いますが
瀬戸内マリンビューは席のつくりが違います。
まずはこちらが指定席の車内。
ソファ席やテーブル席がゆったり配置されております。
車端にはフリースペースもあります。
一方自由席は通常の普通列車の車内とほぼ同じ作りになっております。
定員も指定席35名、自由席56名となっております。
瀬戸内マリンビューの指定席と自由席では混雑度合いが違う。
シートだけではなく、混雑度も違います。指定席は指定券(520円)を買った人しか乗車できないので、必ず座ることができるのですが、自由席は席がいっぱいだと立って乗車する方も当然いらっしゃいます。
日常の足として利用する場合はともかく、観光で利用した際に席がいっぱいだったり、席を確保したとしても満員で他のお客様が前に立ったりすると
せっかくの景色も見ることができません。
一方指定席を取っておく自身の席も確保されますし、上記に掲載したフリースペースも利用可能。定員35名に対して10名は楽に座ることができるスペースが確保されております。こちらのエリアも指定席を持っている人じゃないと利用することができないので、小さなお子様をおもちの家族連れでの利用等にはとても重宝すると思います。
瀬戸内マリンビューの指定席でも眺望の良い席とそうでもない席がある。
あらためて指定席の車内をみてみましょう。
通常はシートと窓がみやすいように配置されておりますが、
シートがゆったり作られているので、窓とのずれが生じている場所があります。
この席に座って車窓をみるとこんな感じ。
具体的には3ABCDと5ABCDだと窓枠が気にならないで楽しめそうです。
ちなみに車内販売はありませんので飲み物等は事前に買うことをおすすめいたします。
いかがでしたか。参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!