今回の女子旅は福岡編。
西鉄が誇る観光列車、「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」(レイルキッチン筑後)であります。
大牟田駅に着いたときはすでに入線しておりました。
運転士さんに記念写真を撮ってもらっているこちらの女性が今回同行いただくIさんです。
列車ですが、停車中はカーテンも扉も閉められており、中は一切見ることが出来ませんでした。これは期待が高まりますね。
時間になりドアが開くと、それは期待以上のエントランスでありました。
ウエルカムドリンクが並んだ大きなテーブルがお出迎え。
そしてこちらが車内。シートがゆったりとレイアウトされております。
車両の端にはコーナーソファ席もありました。
ただし席の事前指定は出来ません。人数に応じて、
最適な席にアサインいただけるようです。
そして2号車はキッチンカー。後ほど見学する時間もあるそうです。
さっそくウエルカムドリンクの「あまおうプレミアムスパークリングワイン」と「みかんジュース」をいただきつつ、
メニューをチェックするIさん。
そして発車の鐘の音を聞いて、出発進行!
まずは前菜から。
ズッキーニとペコリーノチーズと久留米市田主丸町産巨峰サラダ。
そして野菜プレート以降はこうして人数分が大皿で提供されます。
柳川市産オクラとプチトマト、博多産焼きなすのアグロドルチェ、かぼちゃとミントのクロケット。
ご覧いただいてわかる通り、このレストラン列車は地元の野菜を中心に構成されている、とてもヘルシーメニューなですね。Iさんも喜んでおりました。
ちなみにビールも、数量限定のうきはフルーツエールと、
福岡 杉乃舎のアンバーエールといったこだわりのラインアップでした。
その間にも電車は博多天神へ向かって走り続けます。窓が大きいので車窓も料理と一緒に楽しむことが出来ます。
そして料理の途中ではこうして特別な切符に「鋏」を入れるイベントも。
Iさんはまだ若いので、そもそも「切符に鋏を入れる」行為を見るのも初めてとのことでした。
そしてメインのミートプレートは、豚と夏野菜のビネガー煮込み。
うきは市リバーワイルドハムファクトリーの耳納いっとーん、朝倉市田子森農園のトマト・ズッキーニ・とうもろこし・パプリカ・赤玉ねぎを使用しております。
さらに日本酒もステキなラインアップ。
今回は飲み比べセットをチョイスしました。
三井の寿 クアドフォリオ、若竹屋酒造場 デビュー、若波酒造 若波の三種類。
そしてここでキッチンカー見学タイム。
こちらでは全国の観光列車で唯一、生地を車内で焼き上げて提供する電車なんです。
その窯がこちら。こちらで90秒焼いて提供いただきます。
また、ピザの台も1人用から4人用までちゃんとオリジナルで作成したピザ台を用意。
そんな説明を聞いてから食べるオクラと大葉のピザに、
Iさんも感動であります。
そして途中駅で唯一ドアが開くのが、
はなばたけ駅。
こちらでは運休等が無ければ、向かいのホームに柳川観光列車「水都 -すいと-」を見ることができますよ。
最後は椛島氷菓のジェラート。ミルクと能古島ブラッドオレンジ。
八女市中村園のオリジナルハーブティをいただいている間に、あっというまに西鉄天神駅に到着であります。
Iさんも大満足の2時間30分の旅だったようです。
そして何より、ずっと笑顔一杯で接してくれたスタッフの皆様にも感謝。
ホスピタリティ満点でありました。
メニューは定期的に変わるそうなので、これはまた乗りに行きたいですね。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
●おまけ情報
せっかく大牟田に「鉄道旅」に行くのであれば世界遺産の三池炭鉱 宮原坑にも足を伸ばすことをオススメします。
昔使われていたトロッコや、
専用鉄道敷跡を見ることが出来ますよ。