「ゆったりやくも」グリーン車の旅 381系

岡山から山陰方面への旅行に人気の特急列車「やくも」ですが、

シートを改良して「ゆったりやくも」の名称で親しまれております。

その中でも人気のシートがこちらのパノラマグリーン車。

シートは、2列+1列。

さらにシートが通路より高い位置にあり、景観を楽しみやすいようになっております。

そのため最前列の2名掛けの通路側だけはフットレストがありません。

1名掛けの席はちゃんとありました。

そしてもちろんこのグリーン車の中でも1番人気は前面展望がすばらしい1C席になりますが、

こんかいは乗務員が複数乗車したため1名掛け席のほうにも乗務員が着席しての発車でありました。

もうすこしシートを詳細に見て行きましょう。

リクライニングはこのような感じ。あとはヘッドレストが可動式になっております。

あまりビジネス需要を想定していないのか、テーブルは肘掛から出すこのテーブルのみ。

まあ倉敷をすぎて伯備線に入るとカーブやトンネルが多く、携帯の電波も入りづらくなるので、パソコンを開いている場合ではないからかもしれませんね。

そして入り口近くの2名掛けも通路のレイアウトの都合上、1名席になっておりました。

あとは毛布も入り口近くの網棚に設置されております。

そしていよいよ出発。まずは山陽本線を西に向かいます。

ちなみに窓は大きめなのですが、座る座席によって、このように柱が遮る席と、(写真は10列目)

遮らずに車窓を楽しむことが出来る席(写真は11列目)があります。

そして倉敷駅をすぎるといよいよ伯備線に入ります。

ここからは山あいを縫うように敷かれた区間を走ります。

伯備線では「やくも」は主力列車なので、出雲市までの終点までに3本前後すれ違いを楽しむことが出来ます。

方谷駅や、

足立駅で、上りの「やくも」とすれ違いました。

そして米子駅近くになると、山陰の名峰、大山が車窓右手に見えてきます。

米子では鳥取駅に向かう「スーパーおき」とすれ違い。

そしてここで乗務員が降車して、

ようやくパノラマグリーンを満喫!

やはり乗務員がいないと見晴らしも良いですね。

(もちろん乗務員も仕事で乗務しているので、もし複数で乗ってきてもそれも含めて楽しむことが肝要です。)

ここからは山陰本線をひたすら西に向かいます。

そして松江駅に到着。

今回は松江駅で下車しました。

ちなみに今回乗車したパノラマグリーン車は通常のグリーン車と同じ料金です。もちろん最前列の1A、1B、1C席も同額ですので、乗車する機会がありましたら、「一番前は空いてますか?」と聞いてみることをオススメします。

(岡山方面に向かう場合は最後尾になりますのでご注意ください)

参考になれば幸いです。

というわけで、よい「鉄分」を!

その他のグリーン車のレポートはこちら。

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