ニセコスキー場といえば、今では外国からのお客様がとても多く、英語が公用語かと思うくらいにスキー場では外国のお客様が多くいらっしゃってますが、その玄関口のニセコ駅をピークシーズンに訪れてみました。
ですが、スキー場のにぎやかさと比べると駅のホームはいささか寂れている感じがします。
ホームには鐘があるくらいで、他には特に観光地の駅を感じさせるものはありません。
小樽方面に向かう2番線は屋根もなく、吹きさらしの状態です。
それもそのはず、実はニセコ駅には列車はこれだけしか通っていないのです。
1日6本~7本。なぜかと言うと、札幌駅や新千歳空港方面から列車で来る方の大半は手前の倶知安駅で下車してしまうのですね。ニセコ駅と倶知安駅はどちらもニセコヒラフスキー場への所要時間は変わりません。
ですが、もちろん利用客もいるので、こうして待合室もきちんとあります。
壁にはガイドブックも多数。
そして駅の向かいには温浴施設もあり、
雪にはNISEKOの文字もありました。
さらに駅には観光案内所もあります。切符売り場もあります。
そして外国人観光客が多いので、駅の中には英語での案内板がたくさん。
訪れたときもスキー場に行くバスに乗車したのは外国のお客様だけでした。
電話ボックスにも英語の案内表記があります。タクシーを利用する方も多いようです。
さらに、ニセコ駅に訪れたらぜひ寄っていただきたいのが、
駅構内にある喫茶店、ヌプリであります。
店内はテーブル席。
オススメはカレーライス。
今回はソーセージカレーと、
ベーコンと長芋カレーをいただきました。ちなみにハンバーグもオススメですよ。
そして、この店を利用した方は、この喫茶店の壁時計がすべて2:47で止まっていることに気づくと思います。
そうです、東日本大震災が発生した時刻ですよね。
こうして、当時を忘れずに接客されれているオーナー夫妻には頭が下がります。
カレーをいただいた後は、跨線橋を渡って、
小樽方面の列車に乗って帰途に着くのでした。
こうして華やかなスキー場の陰で悪天候でも定時運行を続ける関係者に感謝。
皆様もニセコ駅に寄った際にはぜひ駅構内の喫茶店でカレーを食べてみてくださいね。
というわけで、よい「鉄分」を!