サンライズエクスプレス出雲・サンライズエクスプレス瀬戸は東京駅発の唯一の寝台特急として、人気の列車ですが、チケットが取りづらいという難点もあります。
ですが、常に満席というわけではありません。取りやすい日もあります。早速レポートしていきましょう。
金曜日の東京駅発は1ヶ月前から予約必須
実はサンライズエクスプレスのチケットが取れないという悩みはこの一言に尽きます。
金曜日22:00発で、高松には翌土曜日の7:27着、出雲市には翌土曜日の9:58着というダイヤ。
つまり、都内在住の方でしたら、金曜日に仕事を終えて、自宅に帰って着替えてからでも間に合って、翌日午前中から四国や山陰で楽しめるというダイヤが魅力なんですね。
かつ前回レポートしたノビノビ座席だと、寝台料金も要らないため、飛行機よりも安く移動できることも人気の要因です。
●サンライズ瀬戸・サンライズ出雲寝台個室完全レポートはこちら。
ですので、どうしても金曜日の東京発を取って旅行をしたい場合は1ヵ月前から計画をすることをおすすめしますが、それでも取れない場合は平日の利用を検討してみてください。
下りよりも上りのサンライズエクスプレスを利用する
もう一つの策は、下りよりも上り、つまり東京や横浜から利用する場合は、行きよりも帰りに利用するということです。
実は、上りのサンライズエクスプレスはサンライズ瀬戸は21:26発なので飛行機の最終便よりかなり遅く、高松で最後に夕飯を食べてから乗ることが出来ますが、サンライズ出雲は出雲市駅発が18:51になります。飛行機の最終便とあまり変わらないので、飛行機を利用する方も多いようです。
ですが、上りのサンライズエクスプレスは首都圏のラッシュを避けるために、横浜駅に6:45、東京駅には7:08に到着します。つまり、日曜日のサンライズに乗車すると月曜日は大半の会社ですと休むことなく出勤することが可能なんです。
7時過ぎの東京駅はまだ混んでおらず、とても気持ちの良い朝を迎えることができますよ。
夏休みよりも閑散期
これも当たり前ではありますが、比較的夏休みよりも冬期間のほうが空いているようです。
学生さんですとか、一人旅ですとか比較的時間に融通がある場合は、そういった時期を狙って旅行することも検討してくださいませ。
上記の、冬季間、平日、上りを組み合わせて乗車すると、車内はこのようにラウンジもガラガラ、
寝台客室もガラガラで走ることもありますよ。
ダメ元で2日前切符を狙おう
あとはこれは運にも寄りますが、「出発2日前」の切符を狙うことも検討しましょう。
人気列車であればあるほど1ヶ月前から予約している方がいるので、
急な用事によりやむなくキャンセルする方も多いようです。
その際に2日前までですと取消料はたったの330円ですが、前日になると30%も取消料がかかってしまいます。
ですので、みなさん2日前までにキャンセルする場合が多いようです。
今週金曜日に乗りたい場合は水曜日に「みどりの窓口」に行って聞いてみるのもよいかもしれませんね。
いかがでしたか。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
●サンライズエクスプレス車両ガイド(シングル・ツイン・ノビノビ座席)はこちら。