寝台特急サンライズ瀬戸・サンライズ出雲は週末を中心に予約で一杯になる人気列車ですが、
どの部屋タイプを選ぶのがよいのでしょうか。早速レポートしていきましょう。
一度は乗ってみたい、シングルデラックス
サンライズ瀬戸・出雲で唯一のA寝台1人用個室になります。
部屋にはデスクと洗面台、
ベッドルームもあります。
一人で優雅に旅をしたいならこちらのお部屋をおすすめいたします。
●シングルデラックス体験レポートはこちら。
2人で一緒に旅をするなら、シングルツインよりもサンライズツイン。
2人で旅行をするお客さまようにサンライズエクスプレスにはツインルームもあります。
まずはサンライズツインからご紹介。
こちらの部屋はベッドが横に並んでおり、寝るまではベッドに腰掛けて談笑も可能。
パネルは中央に2人分設置されております。
荷物スペースは通路側と、
足元にも小さな荷物でしたら置くスペースがあります。
1階なので、眺望はあまり望めませんが、もともと夜行列車なのでそれほど気にしなくても良いかもしれません。
こちらも人気の部屋ですので、いつもすぐに売り切れてしまいます。
もしサンライズツインが取れない場合でどうしても2人一部屋を希望する場合はシングルツインという選択肢もあります。
こちらは、シングルベッドが2段になっているタイプですね。
就寝前は下段ベッドをソファとして使うことも出来ますよ。
狭いながらもハンガーや、
コップが2名分、コンパクトにまとめられております。
料金の差は2名利用時で290円だけサンライズツインが高くなります。この値段差でしたら、サンライズツインをおすすめいたします。
1人旅でしたらソロよりもシングルがゆったり
サンライズ瀬戸・出雲の一人用個室はA寝台個室のシングルデラックスを除くと、通常はB寝台個室のシングルとソロになります。
こちらは約1,000円ほどの違いですが、シングルのほうが圧倒的にオススメです。どちらも乗車して比較してきました。
シングルはベッドスペース以外に、
テーブルスペースと、
ベッドサイドに少しだけ荷物を置くスペースがあります。
一方ソロは下段だとこのように上段のエリアが出っ張っており、すこし圧迫感もあります。
さらにテーブルやサイドのスペースもありません。
上段も同様で、ベッドで寝るだけの構造ですね。
この差で1,000円前後でしたら、シングルをオススメいたします。
リーズナブルに利用したい場合はノビノビ座席
もし、一番最安値で移動したいと考えているのであれば、こちらのノビノビ座席。なんと寝台料金がかかりません。なので最安値個室のソロと比べても6,000円ちかく安くなります。
個室にはなっておらず、頭を寝かせる窓側だけすこし仕切りがある程度ですね。なのでグループで利用する場合にもオススメです。
下段も上段と同様に仕切りがすこしだけある席になります。
ただ、通路側にはカーテンがあるので通行時に寝ているところを見られることはありません。
そしてコンセントですが、車両に1箇所だけあるので、こうして三角タップを持っていくと、みなさんに喜ばれます。こういったお互いの気遣いが楽しい車両ですよね。
シャワールームチケットやミニラウンジは早めに確保しよう
シャワールームを利用するにはシングルデラックスの利用者を除いて、別途購入する必要があります。
シャワーカードを購入したら、
空いている時間を見計らって利用しましょう。
6分間お湯が使えます。もちろん一時停止も可能で、その間は時間が進みませんので、思ったよりゆったりと利用することができますよ。
そしてグループで楽しみたい場合はこちらのミニラウンジもオススメ。ここで食べ物を持ち込んでいただくこともできます。ただ、寝台特急ですので節度ある利用を心がけましょう。
いかがでしたか。
これから利用される方の参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
●サンライズ瀬戸・サンライズ出雲のチケットの取り方はこちら。