博多と湯布院、大分を結ぶ特急「ゆふ」ですが、ハイシーズンともなると指定席は常に満席です。
さて、そういった場合どうしたらよいか検証してみました。
まずは座席ガイドから。
特急ゆふの編成は4両編成。2両が指定席、2両が自由席であります。
シートはどちらも2列+2列
リクライニングはあまりしませんが、
観光特急の側面が強いので、こうして回転しやすさを考慮したものと思われます。
肘掛には、今は使えない灰皿もありました。
テーブルはあまり大きくありません。
「ゆふ」の車内ではパソコンよりお弁当や飲み物を乗せる方が圧倒的に多いのでこれで十分なのかもしれません。
おすすめは指定席よりも自由席!
そしてこの列車の最大の特徴は、
- 指定席は大混雑でも自由席はガラガラ。
ということ。
百聞は一見にしかず。
こちらが指定席。乗車した日は指定席は満席で売り切れでした。
ただ、あわてて向かった自由席はこんなにガラガラ。
車掌さんにも聞いたところ、ほぼ毎日このような状況だそうです。
理由は湯布院観光。
博多から乗車する場合、大半のお客様は湯布院で下車します。その中にはインバウンドのお客様も大勢いらっしゃいます。湯布院の宿泊の場合、大半が事前に乗車券の手配を済ませ、今回の「ゆふ」か、以前にレポートした「ゆふいんの森」の指定席を確保します。
●参考記事
【観光列車】特急ゆふいんの森号はカップルであれば最後尾、家族連れであればボックスシートがおすすめ!
ですが、当日に自由席に乗車して湯布院に行こうという人はあまりおらず、大分まで向かう場合は「ゆふ」ではなく「ソニック」を使って移動する場合が多いので、自由席は比較的空いている場合が多いようです。
●参考記事
自由席の中でオススメの席は最後尾!
そして特急「ゆふ」の最前列と最後尾は前面展望もしくは後方展望を楽しむことができます。
博多から湯布院に向かう場合は1号車(指定席が先頭)になります。
その先頭車の1列目のシート。ちょっと足元が狭く感じます。
また、AB席側ですと運転士が必ず座りますし、CD席でも乗務員が座ると、あまり視界は良くありません。
そこでオススメは自由席4号車の最後尾。
車掌さんが車内巡回中ですと、こうして後方車窓を独り占め。
途中駅では「ゆふいんの森」号とのすれちがいも見ることができました。
また、ガラガラの車内ですと、最後尾から眺める窓一面に広がる田園風景は絶景そのもの。
なので、指定席が取れない場合でもあきらめずに自由席の列に並んで確保することをオススメしますよ。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!