前回の或る列車の車両レポートに続いて今回は食事編のレポートをお届けいたします。
もちろんこちらの列車のメインは外観からも分かるようにスイーツであります。
ですが、まずはきちんと食事が提供されます。
実は皆さんスイーツだけで食事がしっかりでると思わずに軽く腹ごしらえをしてくる方が多いとのことですが、そんな必要はないくらいに満足するコースになっております。
というわけで、まずはウエルカムドリンク。スパークリングワインか完熟みかんジュースをいただくことができます。飲み物はアルコールも含めてフリードリンク。
そしてまずは食事から。
灼熱の大地と銘打たれたお弁当は
九州産牛肉のステーキ丼、大分県関アジの炙り、ラタトゥイユ添え、佐賀県みつせ鶏とゴーヤと自然薯のドレッシング和え。
さらに大分県 とうもろこしのスープをいただきます。このスープは絶品でした。
ちなみに地産地消ということで、佐賀県みつせ鶏とゴーヤと自然薯のドレッシング和えに使われている自然薯も見せていただきました。これは立派な自然薯ですねえ!
ワインや梅酒も地元のワインが用意され、
梅酒は大分 おおやま夢工房の梅酒、
赤ワインは宮崎・都城ワイナリーの赤ワイン、
白ワインは熊本ワインでありました。もちろんこちらもフリードリンクに含まれております。
ちなみに日曜日に利用するとこうして「ななつ星」との豪華競演を豊後森駅で見ることができます。
「ななつ星」はここでは下車しないので、この並びのアングルは、或る列車の利用者だけの特権ですね。
そしてここから絶品スイーツのオンパレード。
まずは「さざ波」と題して、
長崎県ブルーベリーと福岡県巨峰のカクテル カシスの泡。
続いて、「G20晩餐会の思い出」と題して
熊本県 白桃のサバラン。
これは美味しかったなあ。G20でも提供されたスイーツとのこと。
そして「白浜」。
月桃の葉を開けると中から
長崎県マンゴー、鹿児島県パッション、沖縄県パイナップルのココナッツカップ 月桃の香り。
そして最後は「帰郷」。
大分県 トウモロコシのタルト、福岡県八女抹茶の最中、熊本県メロンのシャルロットで大団円。
いやー、とても美味しくいただきました。
ちなみにソフトドリンクも充実しておりまして、
宮崎:サンA 日向夏ジュース、
大分 日田天領水のミネラルウォーター、
東京 堀口珈琲のホットコーヒー、
長崎 北村製茶の緑茶、
福岡 星野製茶園の紅茶等が楽しめますよ。
いやー、大満足の料理でありました。
最後に車内限定グッズを買うことをお忘れなく。
料理ももちろん美味しいのですが、
JR九州の乗務員の皆様のホスピタリティのクオリティを存分に味わうことができる列車でありました。
皆様もぜひ週末に乗ってみてはいかがでしょうか。
というわけで、よい「鉄分」を!