京都の嵯峨野を走るトロッコ列車は紅葉のシーズンは大人気でありますが、それ以外のシーズンも風光明媚な景色を楽しむことができます。
今回はそのトロッコ列車を楽しむための3つのポイントをお届けします。
ポイント1:当日空きがあれば5号車の「ザ・リッチ号」がおすすめ
嵯峨野トロッコは5両編成+機関車ですが、
トロッコ嵯峨駅から乗車すると最後尾の5号車はザ・リッチという車両になっております。
百聞は一見にしかず。
こちらがそのリッチ号の車両。窓も無く、
椅子の横は柵になっており、
足元もこうして下が見えるようになっております。
さらに天井もシースルーなので、新緑も紅葉もきれいに観る事ができますよ。
ちなみに通常の車両は、
窓がついており、天井はシースルーではなく、
床も板張りの車両になります。
ポイント2:トロッコ嵯峨駅から出発する場合は進行方向右手、トロッコ亀岡駅から出発する場合は進行方向左手がおすすめ。
沿線の風景を楽しむのであればやはり保津川を見たいものですが、嵯峨駅周辺以外は保津川はトロッコ嵯峨駅から出発する場合は進行方向右手、トロッコ亀岡駅から出発する場合は進行方向左手に見えるんです。
なので、座席を予約する際にはそちらを留意して予約すると良いでしょう。
途中駅の「たぬきの置物」や、
川くだりを見ることが出来ますよ。
一方反対方向はこうして山だったりします。
唯一亀岡駅周辺ではJRと並走するシーンを見ることが出来ますよ。
ポイント3:普通車両に乗車する場合は1号車の運転席最前列がおすすめ。
リッチ号がある5号車は機関車が連結されているので、前面展望を楽しむことはできませんが、
反対側の1号車は機関車がついていないので、
このように展望を楽しむことができます。特に亀岡駅から嵯峨駅に来る場合はバックでくるので運転手さんがいないため、より見やすくなります。
このアングルで一番の醍醐味は、嵯峨駅付近で一瞬だけJR西日本の線路に入って走行すること。トロッコがJRの線路を走るのはココだけです。
そして嵯峨駅に着く直前にトロッコ専用線に入って、
JRと並走するシーンもオススメです。
いかがでしたか。
ぜひ嵯峨野トロッコ列車に乗る際には
●ザ・リッチ車両に乗る
●進行方向によって予約する座席を変える
●普通車両は1号車最前列
ということを参考に楽しんでいただければと思います。
というわけで、よい鉄分を!