前回に続いて今回は
「東北エモーション(TOHOKU EMOTION)」
のおもてなしについてレポート。
ドリンクは「お好きなだけ」
まずびっくりしたのはフリードリンクということ。
それも「お好きなだけ」との記載が。
ウエルカムドリンクをいただいた後は
ビールにすすんで、
あおもりシードル、
高畠ワインの赤と白をいただくわけです。
ノンアルコールも青森リンゴジュースや、
アイスティー(アールグレイ)、
紅茶(ダージリン)等々充実しておりました。こういった飲み物が料金に含まれているのがうれしいですよね。
人気シェフの感性と地元食材の融合が織りなすコース料理
そして飲み物と合わせてメインコンテンツになるのがこちらのコース料理。
まずは福島 会津桐 REBIRTH PROJECTデザインのフタをあけると前菜が登場。
キャビアとサワークリームの最中、カニと蕪のサラダ ゆず風味、まいたけとロックフォールチーズのポテトサラダ、秋鮭といくらのマリネ、さんまとビーツのカクテル。
続いてのお皿は、ムール貝のロワイヤル。これは美味しかったなあ。
さらに温前菜は
フォアグラのソテー さつまいもニョッキ マデラソース。
秋田大館の柴田慶信商店の曲げわっぱ。
そしてパンと一緒に提供されるメインが、
シャモロックのパロティーヌ カリフラワーのエスプーマ、シェリービネガーを効かせたジュ。
岩手 小久慈焼の器です。
ナイフやフォークは引き出しにありました。
プティフールは
栗のマカロン、ニンジンのマドレーヌ、ごぼうのガトーショコラ、あんぽ柿と酒粕。
福島 会津塗 BITOWAの器で提供されます。
どれも地産地消のコンセプトがすばらしく、料理も美味しいの一言でありました。
沿線住民の皆様のおもてなしがすごい!
そして一番の感動はこの沿線の皆様のおもてなし。
なにも見当たらない沿岸に差し掛かった頃に
2号車ではスタッフが窓側に整列。
そして「ありがとう」のパネルを掲げてその時を待ちます。
すると突然現れる「おかえりなさい」の横断幕と旗の数々。
こうして列車が到着する前から準備して寒い中で待っていただいて列車に手を振ってくれることに感謝。
さらに進むとこんどは大漁旗を掲げて手をふる人々が。
見えなくなるまで旗を掲げて走って見送る方もいらっしゃいました。
その「おもてなし」は列車の中にもちゃんと伝わってましたよ。
そして久慈駅に到着。
こちらでもあたたかいお出迎えがありました。
そして最後にお土産までいただきました。
いかがでしたか。
東北エモーションは料理がおいしいだけでなく、こうして地元の皆様とのふれあいが楽しめるすばらしい列車でした。
皆様もぜひ機会があれば乗ってみてくださいませ。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!