通常であれば乗り鉄の「大回り」というと初乗り料金で近郊区間を大回りして楽しむというのが王道ですが、
今回は通常ですと310円でいける新千歳空港と南千歳の間を、
6,940円かけて大回りしてみようと思います。
そのルートが、下記路線図でいうと、
新千歳空港→苫小牧→東室蘭→長万部→倶知安→小樽→札幌→南千歳
という乗車券。
※下記路線図はJR北海道のサイトより引用しております。
さっそく購入してみました。
ポイントは
- 利用期間が3日間もある
- 小樽や札幌、ニセコ等で途中下車も可能
という点ですね。
ちなみにニセコと新千歳空港の片道料金は3,210円。なのでニセコまで電車で移動予定の方でしたら、料金的にはそれほど変わらないかもしれません。(ただし所要時間はだいぶ変わります)
さっそく南千歳でスーパー北斗に乗り換えて長万部を目指します。
そして長万部から、函館本線に乗り換え。
「本線」といってもここからは1日に数本だけ1両編成もしくは2両編成の気動車が走るだけになります。昼食を確保できるのもこの駅が最後。
なので、時間があれば長万部駅で途中下車して駅近くにある駅弁販売店で「かにめし」を購入することをおすすめします。
●参考記事:
車内販売が無くなっても、かにめし本舗かなやの駅弁「かにめし」は無くなりません!
また、駅から少し足を延ばせば、「長万部鉄道村」という小さな博物館もありますよ。
●参考記事:
そしてここからは「かぶりつき」で単線の旅を楽しみます。
今回の宿泊地はニセコを通り越して、
ひらふ駅。
駅の宿「ひらふ」で、
トレインビューを楽しみます。
●参考記事:
翌日はそのまま一路倶知安へ。相変わらず本数が少ないので注意が必要です。
倶知安駅は室蘭本線に優等列車の座を奪われるまでは拠点駅でしたね。
ここからも引き続き気動車に乗って小樽を目指します。
車内はとっても空いておりました。
そして小樽駅に到着。
ここでは、小樽鉄道博物館に寄りましょう!
●参考記事:
小樽鉄道博物館に行こう! 小樽市総合博物館 鉄道・科学・歴史館
そして小樽からは快速エアポートで札幌へ。
もし新千歳空港までそのまま帰るならUシートを購入して、
ゆったり帰ることもお勧めです。
私はせっかくですので札幌駅で途中下車して、
ラーメンをいただいて帰途につきました。
もちろん切符の有効期間は3日間あるので、札幌に1泊するのもよいですよね。
参考記事:
【トレインビューホテル】JRタワーホテル日航札幌から小樽方面の列車を楽しむ
いかがでしたか?
追加の費用を少し払って、普段は利用しない大回りルートを回るとその土地で新しい出会いや発見があるかもしれませんよ。
今はコロナウイルスの影響により自粛中ですが、コロナ明けにはこうして鉄道の旅を楽しみたいですよね。
JR北海道の皆さん、陰ながら応援しております。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!