関門トンネルが開通する前は、九州の鉄道の玄関口であり、関門連絡船との連絡中継駅として賑わった門司港駅ですが、現在は「門司港レトロ」として人気を博しております。
さっそくその秘密を探っていきましょう。
まずは駅の周りと改札の外を散策。
こちらが外観。駅舎は重要文化財に指定されています。
駅前には「バナナのたたき売り発祥の地」の碑もありました。
さっそく駅舎の中に入ってみましょう。
こちらが駅舎内。
切符売り場も当時の面影が残るデザインです。
みどりの窓口もあります。
こちらは昔の1等と2等の待合室だった場所。
奥には飾り壁の装飾もありました。
一方、旧3等待合室はコーヒーショップになっておりました。
そして2階にはレストランも。
今回は残念ながら営業時間外だったので、次回改めて利用しようと考えております。
そしてちょっと変わった当時をしのばせる「洗面所」もありました。
大正3年に駅が作られたときに設置された「帰り水」や、
当時をしのばせる洗面台もありました。
もちろんトイレ自体は最新の設備ですのでご安心ください。
改札内も見どころ盛りだくさん!
そしていよいよ切符を買って改札内に入ります。
自動改札の横には当時の改札もありました。
そして、関門連絡船への通路跡や、
旧監視孔もあります。まさに門司港レトロですね。
レトロといえば「のりこし」の看板や、
そこで働く駅員の制服もレトロ感満載です。
そして改札内にある待合室では、
門司港の歴史がパネルや映像で学ぶことが出来るようになっており、
地元の子どもたちの絵画や、
貴重な資料が展示されておりました。
一方起点駅としての車庫の役割も果たしています。
こうして普通列車が必ず数本停車しています。
また、ホームには0哩(マイル)標も設置されておりました。
そして何よりホームの幅がとても広いことに感動します。
昔はこのホームがたくさんの人でごった返していたんだろうなあと歴史の流れを感じてしまいます。
いかがでしたか。
皆さんも九州鉄道博物館にお越しの際には門司港駅もじっくり楽しんでみてくださいね。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!