秘境駅として海外からのお客様にも知れ渡っている大井川鐵道井川線の奥大井湖上駅ですが、クルマやバイクで行こうとするととても分かりずらい場所にあります。
今回は駐車場の場所や、バスでのアクセス方法等をお届けいたします。
奥大井湖上駅への車でのアクセス方法
まず、奥大井湖上駅にクルマで向かう場合に一番の難所が、実は駐車場であります。
一番わかりずらいポイントが、駐車場の入り口に
- 奥大井湖上駅こちら
というような標識が一切ないことと、
千頭方面から来る方が多いと思うのですが、
- 駐車場へはいる入り口がUターンするくらいの急角度
という2点によって、通り過ぎる方が続出します。
千頭駅から向かって迷いやすいポイントを解説しますと、
まずはこの分岐。左手が夢の吊橋方面で、右手に奥大井湖上駅とありますが、
この分岐がまずわかりずらいので注意が必要です。
なぜかというと右は本当に路地の雰囲気であくまでもメインの通りは左側に向かう通りなので、スピードを出しすぎているとそのまま左側に進んでしまいます。
ちなみに奥大井湖上駅方面と表記があるのはここが最後です
ここから静岡県道388号接岨峡線に入ります。
しばらくすると長島ダム管理所という看板があります。
これは千頭駅に戻る際に撮影したので、千頭駅からくる場合は向かって右手に長島ダム管理所があるとお考え下さい。
この管理所から
- トンネルを5つ通過した先を右折
と覚えておいてください。
なのでトンネル5つ目を出たあとはスピードを落として走行しましょう。
5つ目のトンネルを出たら右側に集中してください。
下記の写真は入り口をわかりやすく撮影するため、
千頭駅方面に向かっている写真になりますので千頭駅方面からくる場合は右手になります。
トンネルを出てすぐにまずは千頭方面からくると右折できそうな道路がありますが、こちらは歩行者専用通路になります。
※後程説明しますがバスでも奥大井湖上駅に来ることが出来ます。
その先に数百メートルもいかないくらいにこのような道があります。
ここが奥大井湖上駅への道路です。標識もなにもありません。
そして重ねて申し上げますが、下記の写真は入り口をわかりやすく撮影するため、千頭駅方面に向かって撮影しておりますので、千頭駅方面からくる場合は大きくUターンする形の右折になります。
ちゃんと正しい道にはいると歩行者向けに作られたと思われるこの標識を見ることができます。これが唯一の目印です。
ちなみに、この入り口を見逃したかどうかのサインですが、千頭駅から向かった場合、岩瀧不動堂という建物が右手に見えたら、行き過ぎています。
その場合はもう少し先にある、長嶋公園まで行ってそこでUターンしましょう。
道幅が狭いのでその途中でUターンすることはとても危険です。
さて、無事に駐車場への道に入ることができたら、狭い道を下っていきます。
そして二股に分かれた道を右折すると、
そこが駐車場になります。
カーナビでは静岡県道388号接岨峡線までは出ますが、この駐車場に入る道は出ませんでした。機種にもよると思いますがお気を付けくださいませ。
奥大井湖上駅の駐車場は10台分
そして奥大井湖上駅の駐車場は10台分しかありません。私が行ったのは平日だったのですが、それでも5台ほど止まっておりました。
週末の利用は満車になる時間帯もあるかと思います。もし満車だった場合ですが、長嶋公園駐車場を利用くださいとあります。
そうです、先ほど奥大井湖上駅駐車場への道を入り切れず行き過ぎた場合にUターンした場所ですね。
ここの駐車場はとても広いので満車になる心配はないようです。
ただ、ここから先ほどの駐車場までは車で3分ほどですが、徒歩で20分かかります。
なので、まずは奥大井湖上駅駐車場を目指すことをおすすめします。
奥大井湖上駅へバスでのアクセス方法
奥大井湖上駅には千頭駅からバスも出ています。
ただ、バスだと奥大井湖上駅に到着するわけではなく、湖上入口というバス停で降ります。
そしてここから歩行者入り口を目指して歩くわけです。
ちなみにバスは湖上入り口まで約23分。あぷとラインですと1時間以上かかるのでバスや車が早く到着することはいうまでもありません。
また、バスは1日に3本しかありませんので利用する際にはあらかじめ時刻を調べてから利用されることをおすすめします。
到着したら絶景を楽しもう!
いかがでしたか。
無事にバスや車で駐車場や湖上入口までたどり着いたら、
あとはこのような絶景や、
奥大井湖上駅での列車すれ違いを堪能するスポットもすぐそこです。
次回は奥大井湖上駅についてからの楽しみ方をお届けいたします。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
●大井川鐵道およびきかんしゃトーマス号関連記事は以下よりご覧ください。