高松と岡山、琴平と岡山を結ぶ「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」ですが、子どもたちに大人気。
今回はその大人気列車の紹介と楽しみ方のポイントをおとどけします。
乗車する前から楽しい!
今回は琴平駅から岡山駅まで乗車。
まずは琴平駅での案内板に注目。アンパンマンの顔のイラストが描かれています。
こういった細かいところにこだわりがあるのを見つけると嬉しくなりますよね。
そしていよいよ入線。
2両編成になります。岡山方面に向かう場合、こちらの車両が後方車両、
トロッコになっている車両が先頭車両になります。
ちなみに全車グリーン車。
なのでファミリー向けの列車ですが、こどもの指定席料金というものがありません。
そのわけは乗車してからわかります。
トロッコ車両の席も普通車両の席も両方楽しめる!
なぜグリーン車かというと、こちらの窓がある普通車両のボックス席と合わせて、
おなじ座席番号でトロッコ車両のボックス席を利用できるからなんです。
つまりトロッコ乗車可能区間に関しては気分に応じて車両を行ったり来たりしつつ楽しむことが出来るんです。
車内はホスピタリティ溢れる仕掛けが満載
ファミリーでの利用が多いということで、アンパンマントロッコにはこうして授乳やおむつ替えに利用できるスペースがあります。
また、ベビーカーや大きな荷物を置くスペースも確保されています。
トイレには子ども用の便座も用意されており、壁紙もアンパンマン。
そして子どもと一緒に記念写真を撮ることができるエリアもあります。
そのほかにもお土産やお弁当販売コーナーや、(アルコールは販売しておりません)
絵本コーナー、
そして瀬戸大橋を通る際に真下を見ることが出来る床もあります。
かぶりつきを楽しむのであれば岡山発よりも高松・琴平発がおすすめ。
そして一番の見どころは瀬戸大橋。
ここを通過する際の前面展望は子どもであれば見ておきたいもの。
ですが、岡山発で高松もしくは琴平方面に行く場合はトロッコ車両が後部になり、窓がある車両が先頭車両になります。
そうすると運転席があって小さなこどもですと前面展望を楽しむことが出来ません。
ですが、岡山方面に向かう場合はトロッコ車両が前面展望になるので、
こうして小さいお子様でも前面展望を楽しむことが出来るんです。
今回はほぼ貸し切り状態だったのですが、混雑時には順番に楽しみましょう。
その分運転席が狭いので運転士さんは夏の暑い日は大変かもしれませんね。
前面展望を動画でも撮影してきましたので良ければご覧くださいませ。
余談ですが、琴平駅から発車して岡山駅に向かうアンパンマントロッコですが、
児島駅で、後続のマリンライナーと、南風に抜かれます。
なので少しでも早く岡山駅に着きたい方は児島駅でマリンライナーに乗り換えることも可能です。
(四国グリーン紀行等のチケットをお持ちの方はここでマリンライナーの自由席に乗り換えると追加のグリーン料金は必要ありませんね)
いかがでしたか。
アンパンマン列車の中でも特に人気の高いアンパンマントロッコは子どもだけでなく、大人も瀬戸大橋の景色を楽しむことが出来ます。
ぜひ機会がありましたら乗車してみてくださいませ。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
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