先日、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」号の車両レポートをお届けいたしましたが、
●参考記事:
実際に乗車してきましたので今回はそちらのレポートをお届けいたします。
今回は高知発窪川行の「立志の抄」。
赤いアンパンマンカーが到着して回送列車になった後に、
入線してきました。
もちろん検温と手指消毒を徹底しております。
さっそく乗車。
車内のレポートは前回の記事を参考にしていただくとして、座るとまずは全席にコンセントがあるのがうれしい。
ただ、上下にスペースがなく、こういったタイプの充電器だとコンセントに差すごとができません。
そういった場合、数量限定ですが貸出用の充電器もあるのがうれしいサービス。
また、席には沿線ガイドがありました。
そして12:04、定刻に高知駅を発車。
まずはビールをいただきます。
朝倉駅では高知大学生がお出迎えとお見送り。
そしてちょうど同じころに食事が提供されます。
立志の抄(下り)では、
「土佐の食材を使った 創作洋風料理 ~皿鉢風~」
をいただくことができました。
内容は
- 四万十麦酒牛のタリアータ トリュフ風味のバルサミコソースで
- 秋浅蜊のバジルクリームリゾット ~国産米使用~
- 鳥手羽元肉のカチャトーラ
- 海老とポテトとムール貝のアヒージョ
- 四万十米豚のスカロッピーネ
- 鮭と南京のサラダ
- ポルチーニ入りアランチーニ コンソメジュレで
- 鰹のラザーニャ
- 米豚のもも肉のボロネーゼをショートパスタで フジリ
- 旬の秋魚のロースト 洋梨のソースで
- 高知県産潤目鰯のバーニャカウダ
となっており、お酒もすすむ内容でした。
なので、果実ハイボールもオーダー。
ちなみに地域クーポン券も使用可能。ただし電子は使えず、紙のみになります。
沿線の途中ではお見送りする方もちらほら。こういった地域を挙げてのおもてなしは嬉しいですよね。
余談ですが、上下線の交換等で列車が停車する際に、都度換気のためドアが開けられます。
ただ、乗降はできません。
日高村へ入ってきました。沿線でのお見送りに感激。
この時間帯になると、車内ではデザートやお土産のワゴン販売が行われます。
今回はモンブランをいただきつつ、
車内限定販売のピンバッジを購入いたしました。
続いて進行方向右手に白石工業(株) 土佐工場が見えてきます。
この、壁に張り付くような工場がジブリのような世界観だったり、夜の列車に乗車すると「工場夜景」としてとても壮観な景色を楽しむことができます。
白石工業を過ぎると、安和駅に到着。
立志の抄(下り)では唯一、駅に降りて撮影できる駅になります。
近所の人が農産物を販売しておりました。
そしてここから見る海がとてもきれい。
発車の際は安和の皆さんがお見送り。
そして、14時43分に窪川駅に到着。
となりには予土線の列車が停まっておりました。
窪川駅でも地元の方がお出迎え。最後まで温かいおもてなしに感動。
そして列車は開花の抄(上り)として折り返します。
時間がありましたら、ぜひこちらのお見送りをすることをおすすめいたします。
発車までのスタッフの皆さんの美しい所作と、乗車している時に受けた沿線の皆さんのお見送りを、今度は自分が恩返しとしてお見送りできますよ。
動画でもお届けいたします。
いかがでしたか。
JR四国の観光列車「ものがたり」シリーズはどれもクオリティが高いサービスなので、ぜひ機会がありましたら乗車してみてくださいね。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
●「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」号 車両レポートはこちら。