JR四国の「ものがたり」シリーズの第一号として登場して以来、
根強い人気を誇る「伊予灘ものがたり」。
今回は人気の要因の一つでもある車両をレポートいたします。
1号車:「茜の章」
1号車は「茜の章」。外観は茜色の車両になります。
車内レイアウトはこのようになっております。
車内の全景はこのような感じにレイアウトされており、山側は一段高い位置に席が配置されています。
伊予灘の絶景を望む海向き展望シートと、
食事を楽しみながら歓談できる4名様用ボックスシート、2名様用対面シートがあります。
2名用対面シートは手前は通常のテーブル席ですが、
奥の2名席、7CDと8CDの席は和座椅子の畳席になっているので、椅子席ながら靴を脱いでくつろげる仕様になっていて、「和」のテイストが感じられる車両になっていました。
2号車:「黄金の章」
続いて2号車。「黄金の章」になります。外観はその名の通り黄金色。
入り口は茜色のじゅうたんがお出迎え。
全体レイアウト図はこのようになっております。
2号車にはカウンターと、
その奥に、海向き展望シート、4名様用ボックスシート、2名様用対面シートがあります。
こちらの奥にはディスプレイもあり、伊予灘ものがたりの車両を華やかなものにしております。
ちなみにこちらの車両には2名様対面シートに畳敷がある席はありません。
4名席はこのように折り畳みになっており、
食事をするときには広げて広く使うことが出来ます。
おすすめ席は1号車7CDか8CD
今回乗車して感じたことはどの席でも楽しめるということ。
なので、座席による優劣はあまりないように感じました。
そのなかでも希少席としてのおすすめは1号車の7CDと8CD。
前述しましたが、伊予灘ものがたりの編成の中で2席4名分しかない、
畳敷のある「和」テイストの席です。
特に7CDは最後尾にあるので、ほかの方もあまり通らないので、エクスクルーシブ感を楽しむことができますよ。
ただ、重ねて申し上げますが、どの席でも「素敵なおもてなしの旅」ができるのが
「伊予灘ものがたり」の素晴らしいポイント。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!