東海道線や横須賀・総武快速線、上野東京ラインや湘南新宿ライン、一部常磐線を走る列車には普通列車にグリーン車が2両ついていますよね。
先日子ども連れで休日に利用した時に、ふと座席の上部を見ると子どもが座っている席も緑のランプになっておりました。
以前はグリーン車は未就学児でも1席確保する場合はグリーン券ならびに乗車券が必要だった記憶があるのですが、
アテンダントの方に聞いたところ、今はコロナ禍で利用するお客様も少なくなったので、未就学児連れのご家族がいる場合は、1席分アテンダント側の端末で操作して、緑のランプにしてくれているそうです。
いままでは、申し訳なく横に座らせていましたが、これで快適に利用することができますね。
ただし、以前ほどではないにせよラッシュ時等で混み合っている場合は今まで通り保護者の膝の上での利用をお願いしているとのことでした。
※あくまでもJR東日本の普通列車のグリーン車ですので、新幹線や特急列車、他社線は違う運用になっておりますのでご注意ください。
さて、そんな普通列車グリーン車ですが、子ども連れで利用する場合のお勧め席がありますのでご紹介いたします。
子ども連れで利用する場合のお勧めは中央部分の4名席!
なんと言っても子供連れでのオススメはグリーン車2両連結されている中央部分。東海道線ですと4号車と5号車の間の席ですね。
こちらの席は左右4席づつ、合計8席での「個室」風になっております。
他の2階席や、
1階席と比べても「個室感」が感じられると思います。
この部分を2家族で利用するのが理想的。
そうすると子どもが泣いたりした時も前後がドアで仕切られておりますので、他の乗客にあまり迷惑が掛からず利用することができます。
中央部分のメリットは他にもたくさん!
そして1階席や2階席とくらべて一番大きな差が「荷物棚」があるということ。幼児を連れての移動だと、着替えやお菓子等、荷物が多くなりますが、このエリアには荷物棚があるんです。また前後2席しかないので上着等をかけるフックも前後に気兼ねなく使えるのもポイントですね。万が一の際の防犯カメラもついています。
さらに行先表示板もこのようにドアの上にあるので席から近く見やすいのもポイント。子どもと遊んでいると、「あれ?いまどこだっけ?」ということもあると思うのですが、次の停車駅がすぐわかります。
また、トイレが近いというのも大きなメリットですね。子どもがトイレに行きたい場合も扉を開けるとそこの通路にトイレがあります。
参考までに普通車両とグリーン車の車端部にも網棚のある席がありますが、
こちらは3列になっており、かつトイレまでは遠くなるので、トイレの心配があるお子様と一緒の場合は、できれば中央部の方が良いかもしれませんね。
普通列車グリーン車を利用する際に気を付けるポイント
アテンダントの方に聞いたところ、今は4人での旅行の際に、下記の写真のように座席を転換してのボックス席として利用することは推奨していないそうです。極力「横並び1列」の4名利用でお願いしているとのこと。これは子供連れの場合も同様ですので、乗客側もお互いに配慮して利用したいですよね。
ちなみに横1列での利用だと、テーブルが使えるのでお弁当が食べやすいというメリットもありますよ。ただし現在は車内販売は休止中ですのでご注意くださいませ。
いかがでしたか。
とにかく、このご時世での旅行はお互いに配慮しつつ、気持ちよく利用することが肝要ですね。
また、ホリデー料金といって休日のグリーン車の利用は安くなっておりますから、特に休日の子供連れでの移動の場合はグリーン車の利用を考えてみても良いかもしれません。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!