JR四国の多度津駅は予讃線の主要駅でもあり、土讃線の起点駅でもあります。すべての特急列車が停車し、近くにはJR四国唯一の工場もあり、四国フリーパス等で旅行する際には高知方面から松山に向かう際の乗換駅等で多くの方が利用される駅でもあります。早速見て回りましょう。
駅の外には見どころがいっぱい。
まずは駅前で目に付くのがこちらの動輪。多度津駅は四国鉄道発祥の地ということで、駅前に飾ってあります。
また駅舎の隣には当時はウイリーウインキーというJR四国グループのベーカリーショップがあり、
たどつアンパンが有名でしたが、現在は「リトルマーメイド」に替わっております。
もう少しあるいてみましょう。セブンイレブンの先を右に曲がると、
駐輪場の奥にSLが見えてきます。
こちらは昭和45年ころまで走っていた58685(8620形)です。
実はこちらの8620形はあの大ヒット映画、「鬼滅の刃 無限列車編」に出てくるSLに似ているため、モデルになったのではといわれている形式になります。確かに正面の雰囲気は似ていますよね。JR九州では実際に動く8620形が大人気でしたが、こちらの車両もなんとか撮影スポットとして活用できるとよいかもしれませんね。
駅構内でもたくさん種類の列車を楽しむ!
続いて、駅構内を見て回りましょう。待合室も広くとってあり、
ICカードも使うことが可能。みどりの窓口と自動券売機もあります。
ただし、改札を出ると、上り線、下り線のどちらに乗車するにも地下通路を通らなければなりません。
この地下通路が階段しかなく、車いすの場合は駅員にお手伝いをいただくことになります。
地下通路はこのようにそれぞれ、1,2番線、3,4番線と上り口が違います。
ホームは長く、長大編成も停車可能。
また主要駅でもあるので、貨物列車や、
8600系いしずちや、
2000系南風、
各駅停車も
たくさん見ることができました。
そして何より多度津駅は「四国まんなか千年ものがたり」の始発駅でもあります。
こちらの観光列車に乗るためだけでもこの駅に来る価値があるすばらしい観光列車ですので、機会がありましたらぜひ乗車してみてください。
●参考記事
いかがでしたか。参考になれば幸いです。
というわけでよい「鉄分」を!
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