高松空港に隣接して「さぬきこどもの国」という施設があります。
館内には児童館があって、
体験型コンテンツがたくさんある施設なのですが、屋外にも「鉄家族」には見逃せない車両があるんです。
それがこちらの車両。
こちらの車両は「日本一長い電車」。長いというのは走行距離ではなくて年数ですね。ことでん60形62号になります。なんと大正2年に製造され、平成14年まで現役で走り続け89年間という記録を打ち立てました。
そしてこの施設のすごいところは、車内を見学できるということ。
これだけの貴重かつ古い電車であれば外観だけという車両が多い中で、車内を見ることができるということに感動しました。
とても手入れが行き届いていて、香川の人たちにとても愛されているんだなあということがわかります。
運転台も89年間の歴史を感じさせる雰囲気がありました。
こういった車両は利用する私たちもマナーを守って丁寧に見学したいですよね。
この車両の保存維持にかかわっている人たちに感謝申し上げます。
ちなみにさぬきこどもの国はほかにもこういった子供向け遊具があったり、貸出自転車もあったりと施設もとっても充実。汽車の遊具に乗りながら、ことでんを見ることもできます。
また飛行機好きにはこちらのYS-11の実機展示もおすすめです。こちらも機内を見ることが出来ますよ。
場所は高松空港に隣接しているのですが、ターミナルビルと滑走路を挟んで反対側に位置しているので、レンタカーを返却する前に立ち寄ることをお勧めします。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
●さぬきこどもの国
・住所:〒761-1402 香川県高松市香南町由佐3209
・電話:087-879-0500