ブルーリボン賞を受賞した近鉄特急「ひのとり」ですが、その居住性はビジネス利用が多い特急としては最高ランクの居住性ではないでしょうか。
さっそくその車内をレポートしていきましょう。
プレミアムシートは国内最高クラスの居住性
まずは先頭車両のプレミアム車両から。
最前列は、この眺望が保証されます。
そしてシート自体も快適そのもの。
まずはリクライニングをしても後方座席に迷惑のかからないバックシェル。
そしてシートピッチはなんと1300mm。
リクライニングはもちろん電動。
フルリクライニングした状態がこちら。この状態で名古屋と大阪の間を移動できる交通手段はほかにありません。
そして各席にはコンセントも装備されています。もちろんWi-Fiも完備。
肘掛けから出すテーブルはしっかりしているのでノートPCでの作業も可能。背面テーブルではないので、前方のリクライニングに影響を受けることもありません。
そして料金が安いのですから、これはもう文句のつけようがありませんね。
スタンダード車両も快適そのもの
さらに「ひのとり」のすごさは普通車両も快適設計ということ。
2列2列ですが、ガラス棚の仕切りで明るい雰囲気。
シートピッチは1160mm。レギュラーシートとしては破格の広さ。
さすがにリクライニングはあまり角度がつきませんが、
それでもスタンダードクラスでは珍しいバックシェルを採用しているのでこちらも気兼ねなく利用できます。
またテーブルはバックシェルに固定されているので、こちらも前の席のリクライニングに影響されない設計となっています。
また、細かいですが、中央のひじ掛けもこうして1席ごとに上げたり下げたりできるのも嬉しいポイントですよね。
その他にも「ひのとり」は魅力がいっぱい!
そしてシートだけじゃない個性が「ひのとり」にはあります。まずはベンチスペース。こちらはフリーエリアですので、どなたでも利用することができます。子ども連れにも嬉しいですよね。
さらに大型ロッカーも完備。利用はもちろん無料です。鍵がかかるので安心ですよね。
さらに、先頭車両にはカフェスポットもあります。こういったご時世ですので非接触で購入できるのは嬉しいですよね。
ちなみにカフェスポット以外にも自動販売機もあります。
他にもバリアフリー対策も充実。
動画でも撮影してきたのでご覧ください。
ちなみに、特急「ひのとり」の運行開始1周年を記念して、 3月12日から1ST ANNIVERSARYロゴマークの入った「ひのとり」が、 1編成だけ走っています。ぜひ皆さんもロゴマークを探してみてくださいね。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
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