京都から大阪に移動するときにJRだと新快速で30分もかからず、料金も570円で利用することが出来ます。また、阪急や京阪ですと少し時間はかかりますがさらに安く移動できます。
ですが、京都と大阪を結ぶ路線としてはちょっと(だいぶ)遠回りになりますが、近鉄線でも行くことが出来ます。そこで、
「一番高くて一番時間がかかる」近鉄線で京都から大阪まで移動してみました。
一番高いというコンセプトなので、京都から大和八木までは「しまかぜ」のプレミアムシート、大和八木から大阪難波までは「ひのとり」のプレミアムシート」という布陣です。
乗車券だけで960円。さらにそれぞれ特急券代がかかるので、合計3,440円、2時間8分の旅の始まりです。
まずは近鉄京都駅。10時発の特急しまかぜです。
いつ見てもカッコいいフォルム。
●参考記事:
今回はプレミアムシートの最前列を確保することができました。
最前列はやはり快適ですね。小田急のロマンスカーと大きく違うのは運転席の上にあるので、直射日光が当たらないというのがポイント。
特急同士のすれ違いも楽しむことが出来ますし、
なんといっても大和西大寺の複雑なポイントを「かぶりつき」で楽しむことが出来るんです。
●参考記事:
大和西大寺を出るとほどなくして大和八木。
ここで「ひのとり」に乗り換えです。
ブルーリボン賞受賞おめでとうございます。
そして「ひのとり」も最前列を確保。「しまかぜ」と違って前面展望の視野は少々狭い感じ。
ですが、名古屋と難波を結ぶ「ビジネス特急」であるにもかかわらず、ベンチシートエリアや、
カフェエリアもあるんです。
●参考記事:
そして難波の手前で地下に入り、
12:08に大阪難波駅到着。
いやー、思った以上に快適な旅でした。スピードや安さだけでは得られない満足感がありますね。
動画でも撮影してきましたのでお時間がある時にご覧ください。
近畿日本鉄道もこのご時世で大変な状況ですが、こうして少しでも乗って応援できればと思います。
というわけで、よい「鉄分」を!