日本一のモグラ駅として、あまりにも有名な土合駅。
ただ、「秘境駅」というには立派な駅舎もありますし、駐車スペースも広くいので、イメージが違う方がいらっしゃるかもしれません。
立地としては谷川岳の玄関口、谷川岳ロープウエイの最寄り駅ということもあり、なかなかの山奥に位置しております。
ですが、この駅の最大の特徴は改札内にあります。
上り線はこのように地上にホームがありますが、
下り線に乗車するには改札を入ってから左に向かいます。
そして矢印に示された通りに歩くと、
まずは連絡通路が約140メートル続きます。
これは冬の暗い時間に一人で来るとちょっと怖いくらいの静けさですね。
そしてこれがモグラ駅と言われるゆえんの下りホームまでの階段。462段あります。
途中にはベンチもあります。
下から見上げるとこんな感じ。これは大迫力ですね。
駅舎と下りホームの標高差は70.7メートルあるそうです。
さっそくホームを見て回りましょう。
かつては通過線がありましたが、今は使われておらず、旧通過線にホームがあります。
こちらでみるとわかりやすいですね。
また、旧ホームには建物が設置され、
待合室もあります。
メッセージ帳もありました。
その横には土合駅特製ビールの熟成庫があります。訪れたときも外は30度近くあったのですが、下りホーム内は15度くらい。これは熟成が進みそうですね。
また、改札外にもトイレはありますが、ホームにもちゃんとありました。
確かに間に合わない方もいますよね。
駅名板もちゃんとあって、下り線を利用して土合駅にくるとここで写真を撮る方も多くいらっしゃいます。
この下りホームから改札口に出るまでを動画で撮影してきましたので良ければご覧くださいませ。
この土合駅ですが、1日上下それぞれ5本しかなく、4時間近く列車が来ない時間もあります。
土合駅のおすすめアクセス方法については下記の記事を参考にしていただけると幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!