小田急電鉄が誇るロマンスカーですが、特に人気の列車はVSEとGSE。
そうです。「展望席」がある列車ですよね。
特に展望席の最前列はプラチナチケットと化していてなかなか取ることができません。
今回は最前列を取るコツをお届けいたします。
ポイント1:大原則として1か月以上前に旅行プランを決定
ロマンスカーの指定券は1か月前の午前10時に発売されます。なので、その前には何時何分発の列車にするかを決めておきましょう。
その際に小田急のサイトで運行車両を確認しましょう。日によってVSEとGSEとその他の車両で運行する予定がすべて記載されております。
ポイント2:ウエブ予約よりも窓口予約がおすすめ
そして準備ができたら1か月前の10時に窓口に並びましょう。
ウエブ予約もありますが、窓口だと「10時打ち」ということをしていただける場合があります。
これについては「ポイント6」で詳しく解説します。
10時打ちのおすすめ窓口は新宿駅。複数窓口あるのも便利ですね。
ちなみに、新宿駅には地上階窓口と、
地下1階窓口があります。個人的にはいつも地下1階の窓口を利用しています。理由は2つあって、1つは地上1階の方が並んでいる人が多いから。それともう1つは熟練した窓口係員が多いという印象があるからです。
ポイント3:事前にロマンスカー申込用紙に記入しておこう
窓口に並ぶ前に、しておいた方が良いことは申込用紙の記入です。
こちらはロマンスカーのチケット販売窓口付近にあります。当日に記入しても良いですが、できれば前日までに用紙をゲットして書いておくと安心です。
その際に第2希望も必ず書くことをお勧めします。今回は最前列を取ることが出来ましたが、第2希望の列車でした。
ポイント4:箱根湯本行きよりも帰りの新宿行きを狙おう
皆さん箱根旅行ってどこまで日程を決めておくでしょうか。
出発日の出発時間は決めることが出来ると思いますが、帰りのロマンスカーの時間までは決められない方が多いかと思います。
そこがむしろチャンスです。箱根湯本発を決め打ちで1か月前に買うと、他に購入するライバルがあまりいないので、行きの箱根湯本行きを狙うよりも帰りの新宿駅を狙う方がおすすめです。
ポイント5:休日よりも平日。最前列よりも最後尾。
そしてこれも大きなポイントですが、箱根は平日と休日の観光客の差がとても大きいエリアになります。つまり平日の方が撮りやすいということですね。
ただ、さすがに最前列は取れない場合が多いですが、最後尾でもよければ当日でも展望席をゲットできるチャンスがあります。
平日の上りでしたら、窓口でダメ元で
「展望席空いてますか?」
って聞いてみましょう。
ポイント6:窓口の「10時打ち」は対応できない場合もある
さて、このポイントが一番大切です。
ポイント5まで理解したら申込用紙に記入して10時前から並びましょう。私は9:40くらいから並ぶようにしています。並んでいると窓口の方が
「チケット購入ですか」
と聞いてくれるので、
「1か月後の指定券購入です」
と答えると、待機場所を指定してくれます。(地下1階だと下記の写真の場所あたりで待つことが多いようです)
10時になるまではじっと待機です。当日券を購入する方の邪魔にならないようにひたすら待ちます。
そして9:59前後になって、当日券を購入する方がいない場合に、窓口に誘導されて、そのまま手続きを開始してくれます。
ですが、ここで注意すべきは、9:55に当日券を購入しようと手続きを始めたお客様がいて、その方の購入に時間がかかった場合は9:40から並んでいたとしても10時ちょうどに購入することはできません。
(このためにも窓口が複数ある駅で並ぶことをお勧めします)
下記の写真のように窓口がいっぱいになる場合もありますし、こればっかりは誰も責めることができませんので、希望のチケットが取れなくても、決して窓口にクレーム等をいれないようにしましょう。
クレームを入れてもチケットが取れるわけではありませんので。
今回は上記のポイントを守って、休日ではあるものの新宿行き、事前に第2希望まで申し込み用紙記入、9:40から新宿駅で待機を実践した結果、奇跡的に最前列の席2家族分8名の席を確保することが出来ました。今回は10時ギリギリまで当日券の購入者がいらしてちょっと焦りましたが、窓口の方の神速対応によって第2希望でゲットすることが出来ました。
乗車レポートは後日改めてお届けいたします。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
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