京王電鉄としては16年ぶりとなる新型車両5000系が、2018年春より有料座席指定列車として運行していますが、ようやく乗車する機会があったので、早速車両レポート。
正面は、既存車両との違いを明確にするため、先頭車両の全長を500mm延長し、傾斜化するとともに、正面のカラーリングに黒を用いてスマートな列車を表現しているそうです。
チケットは券売機でも購入可能。
豪奢案内もあるので安心。先頭から1号車ですね。
で、乗車ですが、1車両につき車端のドアしか開閉しません。誤って駆け込み乗車を防ぐためですね。とくに今回利用した「mt.TAKAO」だと明大前に乗車客のために停車した後は高尾山口まで停車しないので、注意が必要です。
●参考記事
車内はクロスシートにセットされた状態で入線。
各シートにコンセントがあります。
このコンセントの素晴らしい点は、座席の背面ではなく、床に固定された場所についているので、こうして4席対面にしても使える点です。
リクライニングは出来ませんが、ドリンクホルダーは背面にあります。
車いすやベビーカースペースも従来通りあります。
そして京王電鉄初の天井部にも車両ビジョンが設置され、LED間接照明の調光機能により、「通常列車として運行する時は昼白色」、「座席指定列車として運行する時は落ち着いた暖色」とシーンに合わせて演出ができるとのこと。
ちなみにこちらの3名掛けは、通常車両の運行時は優先席ですが、ライナー運行の場合は座席指定なので購入可能。座席幅がほかのシートは既存車両の450mmから460mmと10mm広くなっておりますが、3人掛け固定座席は450mmから505mmとかなり広くなっています。
これで指定料金410円はお得ですね。
ちなみに期間限定で「こどもといっしょ割」を実施していますのでそちらも合わせてご覧くださいませ。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!