先日36プラス3の車両レポートをお届けいたしましたが、
その中でもひときわ目立つのが1号車個室です。1車両に4部屋というゆったりとした造りになっています。
JR九州のサイトでもこのようにレイアウトが紹介されておりますが、この中で断然のおすすめは4番A個室です。その理由をご紹介します。
1番D、2番D、3番A個室は基本的な構造は同じ。
1号車の4つの個室のうち、まずは3つをご紹介。
1番D個室。
2番D個室。
3番A個室。
大きなテーブルがあり3名+1名のソファという構図ですね。
そしておすすめの4番A個室。
写真をみただけで、4番A個室だけ造りが違うことがわかると思います。
その理由はもともとの車両構造にありました。
36ぷらす3の4番A個室はもともとグリーン個室だった!
1番から3番と4番の個室の違いは元の車両、787系にあります。こちらはDXグリーン車の車両を改造したもの。その中で1室だけあるグリーン個室をそのまま活かしているのでゆったりとした造りになっております。
●参考:787系グリーン個室のレポート
改造前の787系グリーン個室がこちら。
改造後の36ぷらす3の個室がこちら。比較してみると面影がありますよね。
なので、1番から3番の個室は上部が空いていたり、扉が無かったりするので、いわゆる「完全個室」ではないのですが、
4番A席だけは、いわゆる部屋になっており、扉もあって完全個室になるんです。
さらに、各個室はクローゼットや下駄箱が通路にありますが、
4番A個室だけはこうして室内にもクローゼットがあります。
そして車窓を楽しむ窓が4番Aだけは2つ確保されているのも嬉しいですよね。
ちなみに36ぷらす3はコンセントが各部屋についており、Wi-Fiも完備しているので安心して利用できますよ。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!
●その他の36ぷらす3のレポートはこちら。