以前にオリンピックでの利用客を見込んで大幅改修した千駄ヶ谷駅のレポートをいたしましたが、
いよいよ国立競技場も、満員になるイベントが開催され、千駄ヶ谷駅でも多くの利用者があったので、そちらを検証してみました。
5万人以上集まったイベントは
6月6日(月)のサッカー日本代表vsブラジル代表の63,638人。
7月9日(土)のラグビー日本代表vsフランス代表の57,011人。
両方のイベントでそれぞれ、半数以上は千駄ヶ谷駅を利用したと思われますが、私も当日は千駄ヶ谷を利用してみたので所感をレポートしたいと思います。
結論として、今回はとてもスムーズな誘導でした。ホームも広くなっており、ホームドアも設置されていたので、安心して利用できました。
また、普段はこんなに必要なのかな?と思う自動改札機も、
きちんと出場口と入場口に導線が分けられており、
大きな混乱もなく、
改札口までたどり着くことが出来ました。
ただ、駅構内はとてもスムーズなのですが、千駄ヶ谷駅は駅をでるとすぐ信号機のある交差点があり、千駄ヶ谷駅から国立競技場に向かうには、駅を背にして斜め左にいかなければなりません。
そのため信号を2回渡らなければならないのです。
特に試合終了後は開始前と比べて人が殺到するので、千駄ヶ谷駅前の交差点はこういった状況。
帰りの時間帯は歩車分離式で、歩行者用信号はすべて青になる設定にしておりましたが、それでも斜め横断は禁止でした。
おそらくは斜め横断をしてしまうと千駄ヶ谷駅前に人が殺到してしまい、交差点内まで人が溢れてしまうことを避けるためかと思われます。
逆にこの交差点で流入を調整することで、千駄ヶ谷駅の改札を抜けてホームに行くまで、入場規制等が行われることもなく、とてもスムーズに総武線各駅停車に乗ることが出来ました。
また、混雑時間帯も掲示されているのは、スポーツ観戦以外で利用する方も安心ですね。
こうして千駄ヶ谷駅がリニューアル後に、5万人以上集まる国立競技場のイベントを2回経験しましたが、千駄ヶ谷駅の職員の皆さんの案内はとてもスムーズでした。
安全運行やスムーズな導線確保をいただいた皆様に感謝申し上げます。
おかげ様でとても安心して利用することが出来ました。