以前に東北新幹線の車両の「新幹線オフィス車両」を紹介しましたが、
「はやぶさ」の8号車と「かがやき」「はくたか」の8号車では運用上大きな違いがあります。
●東北新幹線の8号車のレポートはこちら。
今回は北陸新幹線「かがやき」を利用してみました。
こちらが北陸新幹線の8号車。
車内は金曜日の夜の混雑時間帯ですが、比較的ガラガラ。
すでに仕事を終えて帰省や帰宅、旅行に行く方が多い時間帯だからかもしれません。こういったときは8号車がねらい目。
実はすべて全席自由なのです。東北新幹線は8号車も指定席なのですが、北陸新幹線の場合は自由席なので、同一列車の「かがやき」の指定席特急券をお持ちでしたら、自分の指定席以外に8号車の席も利用可能なんです。
特に下記のように自席が混雑している車両の場合、8号車に移動することも可能なんです。
「かがやき」の場合だと、大宮駅を出ると長野駅まで止まらないので、その時点で隣に座っていなければ、そのまま快適に利用することができるのも大きなポイントですね。
ただ、睡眠を取ろうとする場合はあまり向かないかもしれません。車両でパソコンを通じての会議や携帯電話の通話が可能なので、気になる方は当初確保していた席でくつろぐことをお勧めします。
そして北陸新幹線はJR西日本とJR東日本の共同運行ですが、JR西日本の列車でも同様の対応です。
車掌さんに聞いたところ、東京駅で最初から8号車の列に並ぶ方もいらっしゃるとのこと。「かがやき」の指定席がB席しか取れなかったビジネスマンは、最初からこちらに並ぶのもよいかもしれませんね。参考になれば幸いです。というわけで、よい「鉄分」を!
※「つるぎ」は対象外です。また運用は2022年8月現在です。変更になる場合もございます。
●「はやぶさ」の参考記事