奥津軽いまべつ駅はほかの新幹線駅にはない特徴が何点かあります。
まずは管轄。青森県にありますが、JR北海道管轄なんです。つまりJR北海道としては最南端の駅がこちらの奥津軽いまべつ駅になります。
新幹線改札口は2階なのですが、階段ではなくエレベーターの利用をお勧めします。
その理由がその連絡橋の高さ。これは隣接する津軽二股駅から見た連絡橋ですが、通常の建物ですと4階程度の高さがありそうです。
新幹線改札口まではその連絡橋を渡るのですが、
その途中から見ると、青函トンネルの最前線という要所でもある、奥津軽保守基地や、
反対側には津軽線の津軽二股駅も見ることが出来ます。
新幹線の停車は1日上下線7本ずつ。日中でも4時間以上空く時間帯もあります。
ただ、タイミングを合わせると通過する新幹線も楽しめます。
そして1日約70人弱の利用者は全国の新幹線駅でも最小ですが、券売機や、
みどりの窓口もきちんとあります。
今回は北の大地の入場券を買ってホームに入りました。
入った時間は16:00。この時間で上り列車は約3時間30分後。
当然ながらホームには一人もいません。
新幹線のホームを独り占めできるのもこの駅ならではの経験です。また、ほかの駅と比べてホーム幅が狭いのも特徴。
エスカレーターは上りのみなので、ホームに下るときはエレベーターか階段になります。
待合室もあります。
駅自体はとってもきれいで、H5系のペーパークラフト等も置かれておりました。
無料駐車場も完備。しかも屋根付きです。
ただ、新幹線駅には売店がなく、飲み物の自販機しかないため、隣接する「道の駅いまべつ」で事前に買うことをお勧めいたします。道の駅いまべつまではこうしてドーム型の連絡通路が整備されており、悪天候の場合でも安心。
道の駅いまべつは、
お土産コーナーや、
プラレールコーナー、
レストランもありました。ただし、冬季間は早めに閉まるらしく、すでに夕方には閉店になっておりました。
そして道の駅いまべつのとなりに津軽二股駅があります。こちらはJR東日本管轄。
こちらは上下線とも1日5本。
先ほどの北海道新幹線との時刻を比べてもあまり接続は意識されていないようですね。
そもそも別の鉄道会社扱いかつ、両駅ともそれほど利用客が多くないので不都合はないのかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい「鉄分」を!