今年のお盆は東海道新幹線が台風の影響により8月15日(火)計画運休になりましたが、8月16日(水)も、大雨の影響により静岡県の三島駅と静岡駅間で午前8時半頃に運転見合わせになりました。その後、運転見合わせ区間は拡大し、東京駅から博多駅までの東海道・山陽新幹線の全線が一時運転見合わせとなりました。その後運転再開されましたが、その日は「深夜新幹線」というワードが大きく取り上げられるなどがあり、結果として8月17日(木)も始発からダイヤが大幅に乱れた状況でした。ちょうど私の知人からその時の状況の写真をいただいたので、こちらでも紹介いたします。
8月16日(水)の運転再開日にダイヤが大幅に乱れたときの京都駅の掲示板。軒並み2時間遅れになっています。
知人はそこで2時間ならんで翌日のチケットを取り直して、
17日の朝早くに再度京都駅へ。すると上りの新幹線が軒並み大幅おくれの表示。
遅れ未定の表記のままでした。
改めてこの状況を見ると、新大阪駅や名古屋駅はニュースで取り上げられておりましたが、京都駅が一番大変だったのではないかと推察。
●新大阪であれば始発ののぞみがあるので並んでいれば自由席に座ることも出来る
●新大阪駅であれば、伊丹空港までリムジンバスもしくは地下鉄での移動にそれほど時間がかからないので飛行機の代替も検討可能
●名古屋駅であれば、高速バスも検討可能。またこだまであれば始発列車も設定がある。
ということを考えると「新幹線の指定席以外で座って東京に帰ることが不可能かつ代替交通機関の選択が少ないのぞみ停車駅」というのが京都駅という事になるわけです。
さらに京都駅ではこの時期外国人観光客の姿も多くみられたとのこと。外国で不慣れな交通手段で日本語で案内されてもわからない人たちがたくさんいらっしゃるわけです。
ただ、知人のレポートによると、
==========
駅員が外国人から怒涛の質問を受けているが、8割くらいは同じ質問を受けてるだろうと思われる中で、DJポリスならぬDJ駅員みたいな人が居て、マイクを片手にめちゃくちゃ流暢な外国語を駆使して案内?説明?誘導?をしていました。上手な立ち居振る舞いで、周囲は少しほっこりした雰囲気で和らいでました。
==========
とのことでした。
こういったときに観光立国としておもてなしの対応が出来るかどうかでまた日本に来てくれるかどうかが変わりますよね。
今回は知人からの写真を元にレポートをお届けいたしました。写真とレポートの提供ありがとうございました!
というわけで、よい「鉄分」を!
●参考記事