今回のグリーン車はこういった席でありました。
JR九州のグリーン車って個性的かつ、金額もリーズナブルなのでオススメです。
そして肥前山口駅で各駅停車に乗り換え。
無事に有田駅に到着であります。さて、前置きが長くなりました。ここからが最西端駅に向かっての本番であります。
で、跨線橋を渡って松浦鉄道に乗り換え。JRではないのですが、改札もホームも共用。
なぜかというと、もともとは国鉄(JR)であり、その後、長崎県・西肥自動車などが出資する第三セクター方式の鉄道会社になった経緯があるからですね。
なので、改札の上にある電光掲示板も一緒ですな。
そしてまずは伊万里駅を目指します。
ちなみに沿線住民からはMRやMR鉄道と愛称で呼ばれていることが多いようです。
1両編成の車内はこんな感じ。
路線図を見てわかるとおり大半が無人駅。その中で7つしかない有人駅のたびら平戸口駅を目指します。
ちなみに鉄道会社全体でも最西端の鉄道会社とPR。ただ沖縄に「ゆいレール」が出来てからは、最西端は厳密には那覇空港駅なのですが、ウィキペディアによると、現在でもたびら平戸口駅を「(普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールでつながっているものでは)日本最西端の駅」であるとしておりと記載がありました。
そうこうしているうちに出発であります。
ワンマン運転ですが、運転者の隣のエリアも立ち入り禁止区域にはなっておらず「鉄ちゃん」に優しいつくり。
なので思う存分「かぶりつき」の写真を撮ることが出来るわけです。もちろん混雑時はゆずりあいのココロが必要ですよ。
なので伊万里駅までかぶりつきを堪能。ここで乗り換えるのですが、ローカル線とは思えない光景が。
なんと伊万里駅の3線ホームすべてにMRの車両が停車。実は早起きして出発したのもこの光景を見たかったから。実に壮観であります。逆「点と線」ですね。
ここからはゆったりとした車窓を堪能。
難読駅名の御厨(みくりや)を過ぎて、
たびら平戸口までもうすぐであります。
そして無事にたびら平戸口に到着。日本最先端の駅へと書いてある看板がとってもいい感じ。
すれ違い待ちの伊万里行き電車もお出迎えしてくれました。
そして、たびら平戸口駅にはもう一つ最西端がありまして、それがこちらの「最西端の鉄道博物館」。これが駅構内にあるんです。しかも無料。
こちらは後編で詳しくお届けします。
というわけでよい「鉄分」を!