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鉄道レポート

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阪急電車が誇る名車6300系「京とれいん」に乗って嵐山観光へ

停車駅と運転本数に注意したい「京とれいん」 

  • 大阪と京都の間には阪急、JR、京阪が通っています。今回は最も北側を走る阪急電車の名車6300系「京とれいん」を取り上げます。「京とれいん」は土曜日、日曜日、祝日に運行される観光列車。雅な雰囲気であると同時に無料で乗車できます。さっそく「京とれいん」を使った嵐山観光を紹介しましょう。

    最初に「京とれいん」のダイヤを確認しておきましょう。「京とれいん」は土曜日、日曜日、祝日のみの運行。しかも、1日4往復しか走っていません。2017年11月現在、大阪梅田発は9:52、11:32、13:32、15:32です。終着駅、河原町駅まで43分かかります。

  • もうひとつ「京とれいん」でチェックしたいのが停車駅。「京とれいん」は十三駅、淡路駅の次は嵐山線と接続する桂駅に止まります。特急停車駅の茨木市、高槻市、長岡天神には止まらないのでご注意ください。桂駅を出ると京都市営地下鉄烏丸線との接続駅、烏丸駅に止まります。

    なお「京とれいん」は他の観光列車とは異なり、乗車券のみで乗車できます。この気軽さも「京とれいん」のウリと言っていいでしょう。

雅な雰囲気漂う「京とれいん」

  • 「京とれいん」は先代の特急6300系からの改造車です。6300系は1975年に京都線の特急用車両として誕生しました。特別料金不要でありながら、2扉・転換クロスシートは当時としては破格の仕様。豪華な内装が評価され、1976年にブルーリボン賞を受賞しました。

    長年に渡り京都線の特急として活躍しましたが、特急停車駅の増加により2扉の6300系は使いづらい存在に。2010年に9300系にバトンを渡す形で特急運用から撤退しました。その後、6両編成1本が「京とれいん」に、4両編成3本が嵐山線用に改造されました。

  • 「京とれいん」の前面はサインが入った以外はほとんど変わっていません。6300系の美しさをそのまま踏襲しています。

  • 車内は大きく分けると1号車・2号車・5号車・6号車と3号車・4号車に分けられます。前者は従来と同じ転換クロスシートですが、モケットが変更されています。1号車・2号車は「蘭の華散らし」をイメージしたオレンジ色、5号車・6号車は「麻の葉」をイメージしたグリーン色です。どちらも京都らしい雅な雰囲気が漂います。

  • 一方、3号車・4号車は和風レストランを思わせる準お座敷仕様。1列+2列のボックス席になっており、家族連れにぴったりです。

スピードよりは雰囲気を楽しむ列車

  • 私は梅田駅9:52分の「京とれいん」に乗車しました。私が乗車した日は11月下旬の土曜日ということもあり、車内は全ての席が埋まる混雑。家族連れとカップルが目立ちます。私が乗車した車両はグリーンがまぶしい1号車。嵐山の竹林をイメージできる色だけに、京都への期待感が高まります。

    梅田駅を出発し、最初に停車するのは神戸線、宝塚線が分岐する十三駅。当然のことながら、十三駅から乗った乗客は座れません。確実に座りたい場合は梅田駅で乗車する必要があります。千里線が接続する淡路駅を出ると京都の桂駅までノンストップ。高槻市駅手前まではノンストップ時代の特急を彷彿させる走りを見せてくれます。

  • ところで「京とれいん」には「昔の阪急電車」も随所に見られます。例えば、1号車・2号車・5号車・6号車の日よけ。近年登場している阪急電車はフリーストップ型の日よけを採用していますが、3号車・4号車以外の日よけは昔の阪急電車で見られた下から持ち上げる鎧戸式。急速に消滅しているせいか、鎧戸の扱いに慣れていない乗客を見かけました。

  • また、足元も9300系と比べると狭いです。6300系が大活躍したことを知る世代にとっては懐かしいのではないでしょうか。

    「京とれいん」は高槻市駅を出ると、少し速度が落ちました。「京とれいん」は特急の後追いになっているのが特徴。また、高槻市駅以遠は待避駅が減るため、スムーズには走れません。そのため、梅田駅~河原町駅間における「京とれいん」と特急の所要時間差はありません。「京とれいん」は「速さ」よりも「雰囲気」を味わうための列車です。

嵐山駅から徒歩数分! 思わずため息がでる天龍寺・庭園

  • 桂駅で降り、嵐山線に乗り換えました。嵐山駅から近くにあるおすすめスポットが天龍寺の庭園です。天龍寺は後醍醐天皇の菩提を弔うために1339年に創建されました。1994年にはユネスコの世界文化遺産に登録されています。

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